室内の抗菌消臭加工で選ぶべき光触媒コーティング剤の特徴とは?

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室内に光触媒コーティング剤を塗布して、室内を抗菌消臭加工をする場合、光触媒コーティング剤を正しく選ぶことで、効果の高さと持続期間の長さが両立したものになります。

光触媒コーティング剤を選ぶときのポイントは、

  • 室内での効果の高さ
  • 効果の持続期間の長さ

室内の抗菌消臭加工を新規事業として取り入れたい企業様、個人事業主様に向けて、光触媒コーティング剤の選び方を解説します。

室内での効果の高さ

室内での効果の高さは、使用する光触媒成分によって異なります。

光触媒成分は「銅ドープ酸化チタン」を選ぶこと

酸化チタン結晶の表面に酸化銅が結合「銅ドープ酸化チタン」

結論から述べると、銅ドープ酸化チタンと言われる光触媒成分を選ぶことをおすすめします。

銅ドープ酸化チタンとは、ナノサイズのアナターゼ酸化チタン結晶の表面に、酸化銅を結合させた成分です。「ドープ」とは「結合させた」という意味です。

なぜ銅ドープ酸化チタンを選ぶべきかと言いますと、他の光触媒と比較して、10~20倍、それ以上の効果の高さがあるからです。

銅ドープ酸化チタンの効果比較

室内用として利用される光触媒成分の種類

光触媒コーティング剤を選ぶときに、「室内用」と記載されているものを選ぶべきです。室内用では、室内でも効果のある光触媒成分を利用している可能性が高いからです。

室内でも効果のある光触媒成分の主な種類は、

  • 銅ドープ酸化チタン
  • 窒素ドープ酸化チタン
  • 鉄ドープ酸化チタン
  • 酸化タングステン

これら3種類は、どれも室内で効果があるとされています。なぜなら、どれも室内のLED照明や蛍光灯といった光でも、抗菌や消臭といった効果があるからです。

ただし、どの程度の効果の高さがあるのかは、光触媒成分によって異なります。

例えば、窒素ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング剤の製造しているメーカーのホームページを確認すると、エビデンスとして「1,000Lxの蛍光灯の光を照射」とか「2,000LxのLED照明の光を照射」といった具合に、日常ではありえないような明るい光を照射して、「抗菌ができた」とか「消臭ができた」と言っている製品があります。

1,000Lxと言えば、手術室並みの明るい部屋ですから、そのような製品を一般のご家庭に利用しても、抗菌や消臭ができないことを意味します。

200ルクスと1,000ルクスの明るさのイメージ

銅ドープ酸化チタンは他の光触媒成分と何が違うのか?

上記の光触媒成分の種類の中で、もっとも効果がるのは、銅ドープ酸化チタンです。その理由を説明すると、とても難しくなるので、簡単に述べるとするならば、

ナノサイズの酸化銅の効果によって、酸化チタンが白色LEDや蛍光灯の光に反応しやすく、銅の触媒効果が加わって、高い効果が得られる

というものです。

室内で抗菌や消臭が求められる場所と言えば、夜のリビングやトイレが主な場所となります。そのような部屋の明るさは、200Lx(ルクス)程度と薄暗いため、光触媒の効果が弱くなりますが、銅ドープ酸化チタンだけは高い抗菌力や消臭力を発揮します。

銅ドープ酸化チタンの抗菌効果

では、銅ドープ酸化チタンの抗菌効果はどうなのでしょうか?

当社では、夜のリビングくらいの200Lxの明るさで、さまざまな試験を行っています。

次の図は、蛍光灯200Lxの明るさでの大腸菌の抗菌試験結果です。

酸化チタンと銅ドープ酸化チタンによる大腸菌の抗菌試験結果(蛍光灯200Lx)

弊社の光触媒コーティング剤にて、酸化チタンと銅ドープ酸化チタンの比較をしました。蛍光灯からは、酸化チタンが効果を発揮する紫外線が、少し出ているので、酸化チタンでも少しは抗菌ができます。

しかし、銅ドープ酸化チタンの方が圧倒的に抗菌力が高いことがわかります。

このように、室内の抗菌消臭加工をしたい場合は、200Lxでも効果が高い銅ドープ酸化チタンを選ぶことが大切です。

銅ハイブリッド酸化チタンとの違い

銅ドープ酸化チタンに似た成分として、「銅ハイブリッド酸化チタン」というものがあります。別名として、「銅ハイブリッド光触媒」とも言われているようです。

銅ハイブリッド酸化チタンとは、酸化チタンコーティング剤に銅イオンを混ぜたものです。

酸化チタンは、室内ではほとんど効果がありませんから、その効果を補うために、銅イオンを混ぜたものです。

銅イオンを混ぜると、水分があれば銅イオンが効果を発揮するため、結露をするような室内では効果があるかもしれません。

結露しなければ、銅がイオン化されませんから、酸化チタンのみの効果となり、つまり効果が無いのです。

弊社の見解としては、「そもそも酸化チタンは効果がありませんから、銅イオンだけを入れた液剤を使用した方が安上がりで良いのでは?」と思います。

銅ドープ酸化チタンと銅ハイブリッド酸化チタンを間違わないようにお願いします。

効果の持続期間

次に選ぶべきものは、効果の持続期間です。

効果の持続期間が長いものが選ばれる

効果の持続期間が長い製品を選ぶことで、市場の優位性が高くなります。なぜなら、お客様は効果の持続期間が長い製品を選ぶからです。

室内の抗菌消臭加工をして、効果が短いと、頻繁に施工しないといけません。

施工する場合は、部屋を掃除して、荷物や家具を移動させることになり、大掃除や引っ越しと同程度の労力がかかります。

そのような施工を頻繁に行うことは、お客様が嫌がるので、効果の持続期間が長い製品が求められます。

効果の持続期間が長いと儲かるのか?

効果の持続期間が長いと、お客様が何度も抗菌消臭加工をしてくれなくなるので、「自社が儲かるのか?」といった疑問があります。

弊社としては、それは間違った考えだと思います。

なぜなら、効果が高く持続期間が長い抗菌消臭加工は、お客様が求めるわけですから、注文数が多くなります。

また、室内全体を抗菌消臭加工しているご家庭は、日本全国でほとんどありませんから、市場はブルーオーシャンそのものです。

そういったことで、効果の高さと持続期間を両立した抗菌消臭加工をご提供した方が、最終的には儲かると思います。

光触媒コーティング剤の効果の持続期間はバインダーの種類で決まる

光触媒コーティング剤は、次の成分で構成されています。

  • 光触媒成分
  • バインダー成分(接着成分)
  • その他の成分
  • 溶剤

光触媒成分には銅ドープ酸化チタンを選ぶことは、先ほどご説明した通りです。

バインダー成分とは、接着成分のことです。銅ドープ酸化チタンを、塗布面に接着するために添加しています。

このバインダー成分の耐久性が高いと、それだけ銅ドープ酸化チタンが塗布面に付着し続け、効果の持続期間が長くなります。なぜなら、銅ドープ酸化チタンは光触媒なので半永久的に効果を発揮し続けるものですが、バインダー成分が劣化したら、落ちていき、効果がなくなります。

バインダー成分の種類

光触媒コーティング剤に主に利用されるバインダー成分の種類は、次の2種類のどちらかです。

  • アモルファス酸化チタン
  • フッ素樹脂

アモルファス酸化チタンとは、非結晶の酸化チタンです。ゾルゲル法によって酸化チタンを水と馴染ませたものを利用しています。

水に馴染んだアモルファス酸化チタンを塗布して、水分が乾燥すると、アモルファス酸化チタンが強固に固化し、銅ドープ酸化チタンを塗布面に固定化してくれます。

フッ素樹脂は、言わずと知れたものだと思います。

要するに「どちらを利用した光触媒コーティング剤を選べば良いのか?」ということですが、アモルファス酸化チタンです。

アモルファス酸化チタンを選ぶと、使用環境にもよりますが、人が触れない箇所を加工した場合には、効果が10年以上持ちます。

フッ素樹脂のデメリット

なぜアモルファス酸化チタンを選ぶのかと言いますと、銅ドープ酸化チタンと同じ酸化チタンなので、銅ドープ酸化チタンによって劣化しないからです。

アモルファス酸化チタンは、銅ドープ酸化チタンと相性が良いのです。

銅ドープ酸化チタンが効果を発揮して、抗菌や消臭といった効果を発揮する理由は、それらを酸化分解するからです。つまり、触れるものを酸化分解します。

フッ素樹脂は、有機物ですから銅ドープ酸化チタンによって分解される恐れがあります。

もちろん、ナフィオンのように光触媒に対して強いとされる成分もありますが、それでも効果の持続期間は5年程度と、アモルファス酸化チタンを利用した場合の半分程度です。

効果の高さと持続期間の長さを両立した光触媒コーティング剤

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)

弊社の業務用製品であれば、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)です。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は、光触媒成分に銅ドープ酸化チタンを、バインダー成分にアモルファス酸化チタンを利用しています。

その他の成分として、溶剤に水を利用しています。

銅ドープ酸化チタンやアモルファス酸化チタン、水は、どれも無機成分ですから、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は完全な無機塗料です。

品名屋内用光触媒コーティング剤
型番BX01-AB1
形状液体
成分光触媒銅ドープ酸化チタン
接着剤(バインダー)アモルファス酸化チタン
その他銅、水
pH弱塩基性
臭い無臭
塗装面積50m2/L~
塗装面の材質によって異なります。
サイズ(重量、容器)10L(約10kg、バロンボックス)
5L(約5kg、バロンボックス)
1L(約1kg、ボトル)
使用期限製造から1年以内
保管方法常温(5~30℃)の暗所にて保管。

施工には、専用のスプレー装置(ABAC温風低圧塗装機)や施工技術を要します。

そのため、販売条件として、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の取扱方法や施工方法を習得していただき、施工代理店もしくは販売代理店になっていただく必要があります。

弊社では、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の製造販売だけでなく、施工技術講習会の開催や施工機材の販売も行っています。

また、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)をベースとした液剤のOEM販売や、御社オリジナルブランドの光触媒コーティング剤の開発も行っています。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)をご利用になられたい企業様は、お気軽にご相談ください。

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