光触媒による新築の化学物質対策!銅ドープ酸化チタンによる施工を解説

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新築住宅の部屋の中に入ったら、よほど対策された住宅でない限り、新築の臭いがします。

新築特有の臭いは、化学物質のガスの臭いです。

揮発してくる化学物質のことを、別名で「揮発性有機化合物(VOC)」といいます。

現在では、ホルムアルデヒド対策はしっかり行っている工務店は多いと思います。ホルムアルデヒド対策をすることが、法律で義務づけられているからです。

とは言うものの、ホルムアルデヒド以外の化学物質に対しては、しっかり対策がなされていないこともあります。新築住宅を建てたいと考えている方や、新築マンションを購入しようとお考えの方は、化学物質対策をご考慮なさってください。

光触媒とは?

光触媒とは、光が当たると表面にOHラジカルと言われる活性酸素を発生させます。OHラジカルが化学物質と反応すると、化学物質を分解してくれます。

光触媒は、化学物質を分解しても変質しないので、光が当たり続ける限り、化学物質を分解し続けてくれます。

光触媒にはいろいろな種類があり、化学物質をよく分解してくれるものから、ほとんど分解できないものまであります。また、化学物質がガスなのか、水に溶けているものかによって、利用方法が異なります。

新築住宅の室内では、化学物質がガスで存在しているので、一般的な光触媒コーティング施工で対応可能です。

化学物質をよく分解してくれる光触媒の種類

光触媒にはいろいろな種類があります。化学物質の分解には、室内でも効果があり、いろいろな種類の化学物質を分解できる成分を選ぶ必要があります。

酸化チタン結晶の表面に酸化銅が結合「銅ドープ酸化チタン」

室内でも化学物質をよく分解してくれる光触媒の種類は、銅ドープ酸化チタン(銅担持酸化チタン)であることが知られています。

銅ドープ酸化チタンとは、酸化チタン結晶の表面に酸化銅を結合させた特殊な光触媒です。

酸化銅の補助効果によって、酸化チタンなどの一般的な光触媒では分解できない、ベンゼン環を持つ芳香族化合物も分解できます。

光触媒の種類室内での効果芳香族化合物
酸化チタンなし分解できない
銅ドープ酸化チタン高い分解可能
窒素ドープ酸化チタン弱い分解できない
酸化タングステン弱い分解できない

銅ドープ酸化チタンの施工方法

銅ドープ酸化チタンの施工方法は、銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング剤を、室内全体に塗布します。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)

弊社が開発した、銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング剤は、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)という名称の製品です。

塗布には、専用のスプレー装置と施工技術が必要ですから、イリスもしくは弊社の施工代理店にご依頼ください。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は、有機溶剤やアルコール類などを使用していない、完全な無機塗料です。化学物質の臭いが気になる方も、安心してご利用いただけます。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の成分
光触媒成分酸化チタン
接着成分(バインダー)アモルファス酸化チタン
その他

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)で分解を確認した化学物質

  • ホルムアルデヒド
  • アセトアルデヒド
  • トルエン
  • キシレン
  • スチレン
  • 酢酸
  • イソプロパノール

これらの中で、トルエン・キシレン・スチレンが芳香族化合物です。これらは一般的な光触媒では分解が出来ないことで知られていますが、銅ドープ酸化チタンなら分解ができます。

光触媒によるトルエン、キシレン、スチレンの分解試験結果

銅ドープ酸化チタンは、新車から出る化学物質(新車の匂い)も分解できます。自動車の化学物質対策には、車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)を使用します。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の塗布方法

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の塗布は、専用のスプレー装置を用います。

次の写真は、専用のスプレー装置のひとつ、ABAC温風低圧塗装機SG-91です。

ABAC温風低圧塗装機SG-91とスプレーガン

施工の流れ

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)施工の流れは、次の通りです。

  1. 家具や備品の移動
  2. 部屋の清掃
  3. 養生
  4. 下地保護剤(屋内用プライマーAS01)の塗装
  5. 屋内用光触媒コーティング剤BX01-AB1の塗装

新築住宅で引っ越し前であれば、家具や備品の移動は必要ありませんから、費用が安くなります。部屋の清掃は、新築であれば塗布面の清掃だけで済みます。すでにお住まいの住宅では、大掃除くらいの清掃が必要ですから、その場合は費用が高くなります。

下地保護剤(屋内用プライマーAS01)は、銅ドープ酸化チタンを塗布した面に、直射日光が当たる場所は、塗布面が劣化する恐れがあります。それを防ぐために、直射日光が当たりそうな箇所には、あらかじめ、劣化防止剤を塗布しておきます。

下地保護剤と屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の乾燥時間は、それぞれ30分~2時間です。

新築の化学物質対策なら、イリスまでお気軽にご相談ください。

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