抗菌防臭加工の意味
抗菌防臭は、「抗菌」と「防臭」が組み合わさった用語です。
抗菌とは、細菌類の数を増やさないようにすることです。抗菌防臭とは、臭いの原因となる細菌類の数を増やさないようにして、防臭をすることです。
抗菌防臭加工とは、抗菌をして臭いの発生を振ぜぐ加工のことです。抗菌防臭ができる抗菌剤で加工することです。
抗菌防臭加工は、家庭内でもさまざまな場所に利用されています。
- トイレ
- 布団
- ソファー
- 衣類
- 自動車の車内
抗菌防臭で防ぐことができる臭いの種類
細菌類を原因とする臭いの種類は、次のようなものがあります。
- カビの臭い
- 脇汗の臭い
- 靴下や靴の臭い
- 洗濯物の生乾きの臭い
- トイレの染み付いた臭い
- 魚の生臭い臭い
- 生ゴミの臭い
これらの臭いは、細菌の繁殖によって発生する臭いなので、抗菌防臭加工をすることによって、臭いの発生を防ぐことができる可能性があります。
抗菌防臭加工の方法
抗菌防臭加工の方法は、いくつかあります。ご家庭で利用されるものは、主に次の2種類です。
- 金属イオン
- 光触媒
金属イオンは、銀イオンや銅イオンのものがあります。光触媒は、光が当たると抗菌ができる成分です。弊社が推奨しているのは、後者の光触媒です。
光触媒なら、抗菌防臭だけでなく、出てきた臭い成分を酸化分解する「分解消臭」もできます。なぜなら、抗菌をするメカニズムと同じメカニズムで、臭いも分解できるからです。抗菌防臭と分解消臭のダブルの効果で、臭いを防ぐことができるのが、光触媒のメリットです。
抗菌防臭ができる光触媒/できない光触媒
光触媒には、いろいろな種類がありますが、抗菌防臭ができる光触媒とできない光触媒があります。
抗菌防臭ができない光触媒の典型例が、酸化チタンです。
酸化チタンは、紫外線が当たると、高い抗菌力を発揮します。ところが、抗菌が求められる場所と言えば、室内です。室内には、白色LEDや蛍光灯、白熱球などの照明がありますが、それらからは、紫外線がほとんど出ていませんから、酸化チタンを利用しても効果がありません。

室内の照明でも効果がある光触媒もあります。その光触媒を総称して、可視光応答型光触媒といいます。
可視光応答型光触媒には主に3種類が、コーティング剤として実用化されています。
- 銅ドープ酸化チタン
- 窒素ドープ酸化チタン
- 酸化タングステン
これらの中でもっとも効果が高いものが、銅ドープ酸化チタンです。他のものと比べて、10~20倍の効果の高さがあります。
銅ドープ酸化チタンとは、酸化チタンと酸化銅を結合させた光触媒です。
白色LEDや蛍光灯などの光でも効果があるので、光触媒による抗菌防臭加工なら、銅ドープ酸化チタンをがおすすめです。

| 光触媒の種類 | 室内での抗菌力 |
|---|---|
| 酸化チタン | 効果なし |
| 銅ドープ酸化チタン | 高い |
| 窒素ドープ酸化チタン | 低い |
| 酸化タングステン | 低い |
銅ドープ酸化チタンを使って室内全体を抗菌防臭加工する方法
一般のご家庭で、銅ドープ酸化チタンを使って室内全体を抗菌防臭加工する方法は、光触媒コーティング剤を塗布することです。
光触媒コーティング剤とは、光触媒成分とコーティング成分を合わせた液剤で、専用のスプレー装置を使って塗布します。
室内と高いレベルで抗菌するためには、もちろん、銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング剤を利用する必要があります。

銅ドープ酸化チタンを使った弊社の業務用光触媒コーティング剤は、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)です。
銅ドープ酸化チタンにより抗菌防臭加工なら、イリスにご相談ください。
1Lで、50m2を塗布できます。
この製品は、業務用販売しているものですから、室内の抗菌防臭加工をご希望の方は、弊社もしくは弊社の製品を扱う施工代理店にご依頼ください。
| 光触媒成分 | 酸化チタン |
|---|---|
| 接着成分(バインダー) | アモルファス酸化チタン |
| その他 | 水 |
屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の詳細は、イリスホームページ「屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)」をご覧ください。
屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の特長
- 抗菌力が光触媒の中で最も高い銅ドープ酸化チタンを使っている
- 室内の薄暗い光(200Lx程度)でも十分に抗菌ができる
- 効果は落ちるが、暗所でも抗菌が可能
- 効果の持続期間は、環境にもよるが10年以上
- 完全な無機塗料
- 弾三者機関による様々な試験にて安全性をクリアー。お子様やペットがいるご家庭でも安心
屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は、他社製品と比較して、次のことが大きく異なります。
- 200Lx(ルクス)でも高い抗菌力を発揮
- 効果の持続期間が10年以上
光触媒は、明るい光が当たるほど抗菌力が高まります。抗菌力の高さと耐久性が反比例する製品が多い中、弊社の製品はその両方を兼ね備えています。
200Lxでも発揮される抗菌力の意味
200Lxの明るさと言えば、夜のリビングやトイレの明るさです。他社製品では、200Lxではほとんど効果がありませんから、「トイレで抗菌ができない」という製品は、問題があると思います。
他社製品のホームページを確認したところ、抗菌力試験で「1,000Lxで抗菌試験を行った」と記載されているものがありました。
1,000Lxと言えば、手術室並みの明るさです。そのような明るさでは抗菌ができても、一般のご家庭では抗菌ができないことを意味します。

効果の持続期間と接着成分の関係
また、効果の持続期間は10年以上である理由は、接着成分にアモルファス酸化チタンを使っていることです。アモルファス酸化チタンは、銅ドープ酸化チタンと相性が良いので、光触媒の効果によって分解されることが無いので、効果が持続しやすいわけです。
他社製品は、樹脂を使っていることが多いです。樹脂は、光触媒の効果によって分解されるので、効果の持続期間が長くても3~5年です。
フッ素樹脂を使っているものは、耐久性が高いと言われていますが、フッ素の毒性が問題となってきているので、お子様やペットのいるご家庭では、少し問題かと思います。光触媒によってフッ素樹脂が分解されたら、フッ素が出てきてしまうわけです。
製品の抗菌防臭加工
屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)をはじめとする銅ドープ酸化チタンを使った抗菌防臭コーティング剤は、メーカー様にも提供しています。
自動車の抗菌防臭加工
その典型例が、大手自動車メーカー様が販売されている高級車の抗菌防臭加工です。

自動車用としては、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)を利用すると、いくつかの問題があるので、車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)を開発しました。
この製品にも銅ドープ酸化チタンを利用しています。
抗菌力や消臭力の高さが評価され続け、大手自動車メーカー様に20年以上ご利用いただいています。
| 光触媒成分 | 酸化チタン |
|---|---|
| 接着成分(バインダー) | アモルファス酸化チタン |
| その他 | 水、界面活性剤、その他 |
車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)の詳細は、イリスホームページ「車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)」をご覧ください。
車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)の特長
- 銅ドープ酸化チタンを利用している
- 自動車の車内は黒い色が多いが、クリア塗装ができる
- 効果の持続期間は10年以上
自動車用の他にも衣類や布団などの生地に用いる抗菌防臭コーティング剤もございます。
銅ドープ酸化チタンによる抗菌防臭加工なら、イリスまでお気軽にご相談ください。


