外壁のコーティング施工の一つとして、親水性コーティングというものがあります。
親水性コーティングとは、外壁が水と馴染むようにする施工のことです。水と馴染む効果のことを、親水性といいます。
親水性の反対が撥水性です。水を弾く性質のことです。
外壁に親水性を持たせるためには、光触媒コーティングを行います。
光触媒コーティングとは?
光触媒コーティングとは、光触媒成分と接着成分(バインダー)が入った液剤を塗布する施工のことです。
外壁の親水性コーティングには、酸化チタンを用います。
酸化チタンは、紫外線を吸収すると親水性が起こります。そのため、太陽光が当たると効果が出ます。
また、酸化チタンは手に入りやすいため、大量に使用する外壁コーティング剤として、価格も安価になります。
外壁に親水性コーティングをする理由
外壁には雨水が当たりますが、水を弾いた方が良い感じがするのですが、親水性コーティングをすると、次の図のように、汚れが自動的に落ちていく現象が起きます。
これによって、外壁の汚れを防止する効果「防汚効果」が得られ、外壁を美しいまま保つことができます。

このメカニズムを少し解説しますと、光触媒は汚れを分解する性質もあり、外壁に接触している部分が分解されます。
そこに雨が降ってくると、光触媒の親水性によって、外壁と汚れの間に水が入り込みます。すると、汚れが浮き上がります。
そして、外壁の水の流れと共に、汚れが自動的に流れ落ちていきます。
この効果のことを、セルフクリーニングといいます。
親水コーティングの施工方法

親水コーティングの施工方法は、酸化チタンを使った光触媒コーティング剤を、外壁に塗布します。
弊社の製品は、屋外用光触媒コーティング剤(BX01)です。
光触媒に酸化チタンを、接着成分にアモルファス酸化チタンを使用しています。
この製品は、塗布に専用のスプレー装置や施工技術を要するため、業務用製品として、販売しています。
| 光触媒 | 酸化チタン |
|---|---|
| 接着剤(バインダー) | アモルファス酸化チタン |
| その他 | 水 |
屋外用光触媒コーティング剤(BX01)は次のような材質に塗布ができます。
- 窯業系サイディング
- 樹脂系サイディング
- 金属製の外壁
- タイル
- コンクリートやモルタル(打ちっぱなし)
- ペンキ(看板や外壁、サイディング)
- 土壁や石壁
- 漆喰
- 石膏ボード
- 木材
- アスファルト
屋外用光触媒コーティング剤(BX01)はとても耐久性が高いため、効果の持続期間は、10~20年です。
外壁の親水性コーティング施工も、イリスにお任せください。

この記事の著者/責任者
株式会社イリス 代表取締役 島田 幸一 (Shimada Koichi)

私はもともと、地元農業のソリューション提供を事業としていたが、野菜や果物の劣化を促進させるエチレンガスの分解を研究したことで、光触媒の可能性を感じ起業いたしました。
運よく可視光でも効果のある酸化チタン光触媒を世界で初めて開発して脚光を浴び、さまざまな業種のお客様から注文をいただける企業にまで成長できました。
現在弊社は、可視光応答型光触媒を使ったコーティング剤を始め、外壁やガラス、石材、自動車の車内にクリア塗装ができる光触媒コーティング剤や、酸化チタンから下地を守るプライマーの開発。
その後も、さまざまな材質に光触媒を定着するための研究を続け、多くの企業で採用されています。

