光触媒が抗菌や消臭、防汚などに利用する方法は、光触媒スプレーか光触媒コーティング剤にした光触媒製品を利用します。
それに使用される光触媒は、たいてい酸化金属の微粒子が原料として利用されます。光触媒に利用される金属は、次の2種類が主なものです。
- チタン
- タングステン
チタンは、アクセサリーなどに利用される金属です。タングステンは、白熱電球のフィラメントに利用されています。それらの金属を酸化させた微粒子を利用しています。微粒子のサイズは、ナノサイズのものが利用されています。
ナノサイズとは、1mmを1/1,000にして、それをさらに1/1,000したほどのサイズです。
それを水と混ぜた液剤を利用しますが、これらの微粒子は、水の中に入れただけでは、ナノサイズのまま均一に水と混ざることはありませんから、液剤の製造に工夫が必要となります。
弊社では、ゾル・ゲル法と言われる、光触媒液剤を製造する一般的な方法で製造しています。
ちなみに、屋内用として利用している抗菌・消臭コーティング剤には、光触媒成分として酸化チタンを、それを補助する役割の補触媒として銅を結合させた光触媒を利用しています。その成分のことを、銅ドープ酸化チタンといいます。
銅ドープ酸化チタンの原料は、チタンと銅になります。
弊社では、企業様向けに光触媒液剤(光触媒分散液)の販売も行っています。お気軽にご相談ください。

この記事の著者/責任者
株式会社イリス 代表取締役 島田 幸一 (Shimada Koichi)

私はもともと、地元農業のソリューション提供を事業としていたが、野菜や果物の劣化を促進させるエチレンガスの分解を研究したことで、光触媒の可能性を感じ起業いたしました。
運よく可視光でも効果のある酸化チタン光触媒を世界で初めて開発して脚光を浴び、さまざまな業種のお客様から注文をいただける企業にまで成長できました。
現在弊社は、可視光応答型光触媒を使ったコーティング剤を始め、外壁やガラス、石材、自動車の車内にクリア塗装ができる光触媒コーティング剤や、酸化チタンから下地を守るプライマーの開発。
その後も、さまざまな材質に光触媒を定着するための研究を続け、多くの企業で採用されています。

