光と言えば、太陽の光、蛍光灯の光、火の光など、いろいろな光があります。
目に見える光と見えない光
それらの光は、目に見える光を、光として認識しています。光がなくて暗ければ、「光が無い」と感じます。
この目で認識できる光のことを、可視光といいます。
可視光以外の光もあり、それを紫外線や赤外線といいます。紫外線や赤外線は目で見ることができません。
光は、光子(こうし)と言われる素粒子の一種が飛んできて、目に入って、「赤色だ」とか「青色だ」といった光を感じます。
学生時代に、理科の実験でプリズムの実験をしたことを、覚えているでしょうか?
三角形のガラス片に白色の光を通すと、虹色が現れた実験です。
この実験で判ることは、白色の光は、いろいろな色の光が混ざって白く見てていて、プリズムを通すと7色の光に分かれてくるというものです。
なぜ7色の光に分かれるのかと言いますと、光の色によってプリズムで屈折する角度が異なるからです。
波長の意味
これは、光の波長とも関係しています。
光子には波動性という波の性質があり、その波長によって、目で見て認識できる色の違いがあります。
波長とは、波の振幅の長さのことです。振幅幅が小さいものは波長が短く、振幅幅が大きいものは波長が長いです。

光の波長と色の関係
光の波長の長さと光の色の関係は、次の図のようになります。可視光であれば単位が「nm」です。nmの「n」は、ナノといいます。ナノとは、ミリを1/1,000にし、さらに1/1,000にしたものです。

波長が380nmよりも波長が短い光は紫外線、780nmよりも長い波長の光は赤外線と言い、どちらも目で見ることができない光です。
せっかく光触媒メーカーのホームページをご覧いただいているわけですから、少し光の波長と光触媒の効果について解説するので、お付き合いください。
光触媒で抗菌や消臭をするなら可視光応答型光触媒を選ぶこと
光触媒(ひかりしょくばい)とは、光エネルギーを受けて、抗菌や消臭ができる成分のことです。
抗菌や消臭が求められる場所と言えば室内です。
室内の光源には、白色LEDや蛍光灯があります。それらの光源からは、可視光が出ています。
可視光によって抗菌や消臭ができる光触媒のことを、可視光応答型光触媒といいます。
光触媒で室内の抗菌や消臭をするなら、可視光応答型光触媒を利用しないと意味がありません。
例えば、酸化チタンは紫外線にのみ反応する光触媒です。紫外線が当たったときは、強い効果を発揮しますが、室内には紫外線がほとんどありませんから、室内で利用しても意味がありません。
可視光応答型光触媒の種類
可視光応答型光触媒の種類はたくさんありますが、光触媒スプレーや光触媒コーティング剤として実用化されている主なものは、
- 銅ドープ酸化チタン
- 窒素ドープ酸化チタン
- 酸化タングステン
この3種類です。
これらはすべて可視光応答型光触媒ですが、室内利用するときにどれを使用しても良いわけではありません。
成分それぞれの効果の高さや、コーティング剤にしたときのクリア塗装ができるかどうかなど、いろいろな性質を考慮することが大切です。
最も効果が高く、クリア塗装ができ、費用対効果が高く、光触媒スプレーや光触媒コーティング剤として安定供給されているものは、銅ドープ酸化チタンです。

