イリス抗菌コーティング剤の特長【銅ドープ酸化チタンの効果】

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イリスで製造・販売している抗菌コーティング剤は、用途に合わせて次の種類があります。

イリス抗菌コーティング剤の種類

  • 屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)
  • 車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)

前者は屋内用抗菌コーティング剤です。後者は車の車内用抗菌コーティング剤です。

どちらも、抗菌剤として銅ドープ酸化チタンを使っています。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)と車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)

銅ドープ酸化チタンとは?

酸化チタン結晶の表面に酸化銅が結合「銅ドープ酸化チタン」

銅ドープ酸化チタンとは、酸化チタン光触媒の結晶表面に酸化銅を結合させたナノサイズの微粒子です。

弊社は、この銅ドープ酸化チタンを使ったコーティング剤を世界で初めて開発しました。

一般的な酸化チタン光触媒は、紫外線が当たることで抗菌効果を発揮しますが、室内や車内には紫外線がほとんどありませんから、一般的な酸化チタン光触媒では効果がありません。

酸化チタン光触媒は紫外線のみに効果があるので室内の蛍光灯やLEDではほとんど効果がありません

ところが、そのような性質の酸化チタン光触媒の結晶表面に、酸化銅を結合させた、銅ドープ酸化チタンと言われる光触媒は、室内や車内でも高い抗菌力を発揮することが知られています。

そのような銅ドープ酸化チタンを、弊社が世界で初めて発見し、製造特許(特許第7548580号など)を取得しました。

銅ドープ酸化チタンの抗菌や消臭のメカニズムについては、「銅ドープ酸化チタンが抗菌や消臭をし続ける理由」をご覧ください。

アモルファス酸化チタンとは?

また、どちらの抗菌コーティング剤にも、コーティング成分として、アモルファス酸化チタンを用いています。

アモルファス酸化チタンとは、非結晶の酸化チタンのことです。これを特許製法によって水と馴染ませるたものは、乾燥すると強力に固化します。

そして、銅ドープ酸化チタンと同じ酸化チタンですから、銅ドープ酸化チタンによって劣化することがありませんので、とても耐久性が高くなります。

イリス抗菌コーティング剤は、他のコーティング剤よりも2~3倍程度の効果の持続期間があり、10年ほど効果が持続します。

銅ドープ酸化チタンの効果

銅ドープ酸化チタンには、大きくは抗菌と消臭、化学物質の分解といった効果があります。

銅ドープ酸化チタンの抗菌効果

銅ドープ酸化チタンによって抗菌を確認した細菌類・ウイルスは、次の種類です。

  • ノロウイルスの抗ウイルス試験
  • 黄色ブドウ球菌抗菌試験
  • 大腸菌抗菌試験
  • T4ファージ抗ウイルス試験
  • 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)不活化試験
  • カビ菌(真菌)抗菌試験

これら以外の細菌類やウイルスにも抗菌効果があると思われます。

銅ドープ酸化チタンによる消臭効果

銅ドープ酸化チタンによって、次のようなニオイの消臭を確認しています。

  • トイレの匂い/尿やアンモニアの臭い
  • ペットの匂い
  • カビの匂い
  • タバコの匂い
  • 油の匂い
  • 生ごみの匂い
  • 新築の匂い(揮発性有機化合物の匂い)
  • 新車の匂い(揮発性有機化合物の匂い)
  • 香水の匂い
  • 酢の匂い
  • スパイスの匂い
  • 加齢臭
  • ペットの匂い(体臭や尿など)
  • 靴や下駄箱の匂い
  • 火事の匂い

銅ドープ酸化チタンによる化学物質の分解

銅ドープ酸化チタンによって分解を確認した化学物質は、次の種類です。

  • アンモニア
  • ホルムアルデヒド
  • アセトアルデヒド
  • エチレン
  • トルエン
  • キシレン
  • スチレン
  • イソプロパノール
  • 酢酸
  • トリメチルアミン
  • メチルメルカプタン
  • 硫化水素
  • 2-ノネナール
  • イソ吉草酸
  • アルコール類

このような効果により、新築住宅や新車のニオイの分解消臭でも、銅ドープ酸化チタンをご利用いただいています。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の特長

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は、室内利用を想定し、銅ドープ酸化チタンの含有量を多くしたコーティング剤です。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の成分は、次の3種類の成分しか利用していませんから、完全な水溶性の無機塗料です。

  • 銅ドープ酸化チタン
  • アモルファス酸化チタン

ホテルや介護施設などの、防炎規制のある場所でも、容易に使用することができます。

銅ドープ酸化チタンは、化学物質の分解にも力を発揮します。そのため、新築住宅特有の匂いの消臭に利用される方もいらっしゃいます。

また、名称が屋内用となっていますが、外壁にも使用することができます。直射日光が当たらない外壁に発生するコケやカビは、一般的な酸化チタンコーティング剤では防ぐことができません。

そういった外壁に屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)を利用することで、外壁の防苔や防カビができます。

車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)の特長

車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)は、車内の黒い色のシートやフロアマットなどに塗布しても、白くなりにくいように成分量を調整しています。

銅ドープ酸化チタンの含有量は、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)と比べて少ないのですが、車内には直射日光が入るため、十分に抗菌力を発揮します。

車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)は、自動車の新車の匂いの消臭(化学物質の分解)もできるので、新車の匂いを消臭したいという方からも、施工のご依頼をいただくことがあります。

銅ドープ酸化チタンによる抗菌コーティング施工をお求めの方は、イリスまでお気軽にご相談ください。

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この記事の著者/責任者

株式会社イリス 代表取締役 島田 幸一 (Shimada Koichi)

島田幸一

私はもともと、地元農業のソリューション提供を事業としていたが、野菜や果物の劣化を促進させるエチレンガスの分解を研究したことで、光触媒の可能性を感じ起業いたしました。

運よく可視光でも効果のある酸化チタン光触媒を世界で初めて開発して脚光を浴び、さまざまな業種のお客様から注文をいただける企業にまで成長できました。

現在弊社は、可視光応答型光触媒を使ったコーティング剤を始め、外壁やガラス、石材、自動車の車内にクリア塗装ができる光触媒コーティング剤や、酸化チタンから下地を守るプライマーの開発。

その後も、さまざまな材質に光触媒を定着するための研究を続け、多くの企業で採用されています。