- 抗菌・消臭コーティングでホルムアルデヒドを除去できますか?
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できます。抗菌・消臭成分に、光触媒の銅ドープ酸化チタンを使用していますが、ホルムアルデヒドは比較的簡単に分解できる部類に入ります。
銅ドープ酸化チタンなら比較的簡単にホルムアルデヒドを分解

イリス抗菌・消臭コーティング施工では、光触媒コーティング剤(屋内用光触媒コーティング剤BX01-AB1)を、部屋全体に塗布します。
屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)には、光触媒成分として「銅ドープ酸化チタン」を使っています。
銅ドープ酸化チタンは、部屋で使用したときに、数ある光触媒の中で、もっとも酸化力の強い光触媒です。
この酸化力で、ホルムアルデヒドを分解します。
なぜ銅ドープ酸化チタンは酸化力が強いのか?
一般的な光触媒は、紫外線が当たると、強い酸化力を持ちます。ところが、室内といった光量の少ない場所では、酸化力が落ちてしまいます。
それに対して銅ドープ酸化チタンは、光量が少ない部屋でも強い酸化力を持ちます。
その理由は、銅ドープ酸化チタンの構造にあります。
銅ドープ酸化チタンは、酸化チタン結晶の表面に酸化銅を結合させた、ナノサイズの微粒子です。ナノサイズの酸化銅の補触媒の効果によって、光量が少なくても、効率よく電子を放出する性質を持ちます。
この電子が、空気中の酸素や水を化学変化させて、OHラジカルと言われる活性酸素を発生させます。このOHラジカルによって、酸化力があります。

また、ナノサイズの酸化銅は触媒効果もあるようで、OHラジカルによる酸化を促進させているようなのです。
これらの効果によって、他の光触媒と比較して、銅ドープ酸化チタンは室内でも高い酸化力を持ちます。
光触媒によるVOCの分解
ホルムアルデヒド除去のご依頼では、実はホルムアルデヒドだけの濃度が高いことは稀です。ホルムアルデヒド以外にも、いろいろな種類の揮発性有機化合物(VOC)ガスが存在することが多いです。
そういったVOCガスの種類は、100種類以上とも200種類以上とも言われています。
シックハウスでは、ホルムアルデヒドが槍玉にあげられることが多いですが、他にもたくさんの種類があります。
ホルムアルデヒドは、実のところ、銅ドープ酸化チタンでなくても一般的な光触媒でも分解は可能です。なぜなら、本当に簡単に分解できるからです。
一般的な光触媒では芳香族化合物を分解できない
ところが、トルエンやキシレン、スチレンといったベンゼン環を持つ芳香族化合物は、一般的な光触媒では分解ができません。
次の図をご覧ください。この図は、一般的な光触媒「酸化チタン」に紫外線を当てて、トルエンが分解できるかを試験したものです。

酸化チタンでは、最初の3時間ほどであれば、トルエンを分解ができていても、その後は分解ができてないことがわかります。
このように、芳香族化合物は一般的な光触媒では、分解ができません。
銅ドープ酸化チタンなら芳香族化合物の分解も可能
それに対して銅ドープ酸化チタンはどうでしょうか?
銅ドープ酸化チタンなら、芳香族化合物の分解が可能です。先ほどのトルエンの分解試験に、銅ドープ酸化チタンに紫外線を照射したときの試験結果を重ねたものが、次の図です。

この試験環境では、24時間後にはトルエンが検出限界まで減少しました。
ホルムアルデヒド除去でも念のため紫外線ランプを使用
ホルムアルデヒドは銅ドープ酸化チタンでなくても、簡単に分解ができます。しかし、VOCの種類は、ホルムアルデヒドだけではありません。中には、強い光を当てないと分解できない、芳香族化合物が含まれることもあります。
そのため、弊社にホルムアルデヒド除去をご依頼された場合には、施工後に念のため紫外線ランプを設置するようにしています。
銅ドープ酸化チタンに紫外線が当たると、銅ドープ酸化チタンが強く活性化するので、さまざまな種類のVOCガスを分解することができます。

ホルムアルデヒド除去の流れ
新築住宅のホルムアルデヒド除去の流れは、次の通りです。
- ホルムアルデヒド濃度・TVOC濃度の測定
- 家具や家電製品、荷物等の移動
- 塗布面の清掃
- 銅ドープ酸化チタンを使ったコーティング剤などの塗布
- 乾燥
- 紫外線ランプの設置
- 施工直後のホルムアルデヒド濃度・TVOC濃度の測定
- ご要望があれば1週間程度後にホルムアルデヒド濃度・TVOC濃度を測定
ホルムアルデヒド除去なら、イリスまでご相談ください。

