ホルムアルデヒド以外の分解できる化学物質

ホルムアルデヒド以外の化学物質は分解できますか?

室内にガスとして存在する化学物質のことを、揮発性有機化合物(VOC)といいます。イリス抗菌・消臭コーティング施工で、さまざまな種類のVOCを分解することができます。

VOC対策で抗菌・消臭コーティング施工をご依頼される場合は、通常とは異なる機材(紫外線ランプ等)の準備が必要ですので、あらかじめお申しつけください。

ホルムアルデヒド以外の分解できる化学物質一覧

イリス抗菌・消臭コーティング施工で、次の化学物質のガスを分解できることを確認しています。

  • アンモニア
  • ホルムアルデヒド
  • アセトアルデヒド
  • エチレン
  • トルエン
  • キシレン
  • スチレン
  • イソプロパノール
  • 酢酸
  • トリメチルアミン
  • メチルメルカプタン
  • 硫化水素
  • イソ吉草酸
  • アルコール類

これらの中にVOCとして指定されているものもあります。ただし、明るい光や紫外線を照射するなどの条件があります。

銅ドープ酸化チタンによる芳香族化合物の分解

トルエンは、芳香族化合物と言われるベンゼン環を持つVOCガスです。ベンゼンを含め、芳香族化合物は一般的な光触媒では、分解ができない物質です。

次の図は、一般的によく利用される光触媒「酸化チタン」で、トルエンの分解を試験したものです。

酸化チタンでのトルエン分解試験結果。酸化チタンはトルエンを分解できない

酸化チタンでは、最初の3時間ほどは、トルエンを分解ができていますが、その後は分解ができてないことがわかります。つまり、酸化チタンではトルエンを分解できていません。

このように、芳香族化合物は一般的な光触媒では、分解ができません。

銅ドープ酸化チタンなら芳香族化合物の分解も可能

それに対して銅ドープ酸化チタンはどうでしょうか?

銅ドープ酸化チタンなら、芳香族化合物の分解が可能です。先ほどのトルエンの分解試験に、銅ドープ酸化チタンに紫外線を照射したときの試験結果を重ねたものが、次の図です。

銅ドープ酸化チタンでのトルエン分解試験結果

この試験環境では、24時間後にはトルエンが検出限界まで減少しました。

銅ドープ酸化チタンで分解できるのは、トルエンだけではありません。次の図は、スチレンをの分解を試験したものです。

酸化チタンと銅ドープ酸化チタンによるスチレン分解試験結果

ホルムアルデヒド以外のVOC分解は紫外線ランプを使用

ホルムアルデヒドは、銅ドープ酸化チタンで簡単に分解できます。それに対して、芳香族化合物は紫外線を照射することで、分解できます。紫外線でなくても、強い光があれば分解できます。

そのため、南側の直射日光が入るような明るい部屋であれば、VOC対策がしやすいです。それに対して、北側の部屋や、普段からカーテンを閉め切っている部屋では、VOC分解が進みません。

そこで、抗菌・消臭コーティング施工をした後で、そういった部屋では紫外線ランプを設置するようにしています。紫外線ランプの光によって、銅ドープ酸化チタンが強く反応し、VOC分解が促進されます。

東京の区営住宅でVOC対策をした事例。光触媒コーティング施工と紫外線ランプの設置の様子

VOC対策の流れ

VOC対策の流れは、次の通りです。

  1. ホルムアルデヒド濃度・TVOC濃度の測定
  2. 家具や家電製品、荷物等の移動
  3. 塗布面の清掃
  4. 銅ドープ酸化チタンを使ったコーティング剤などの塗布
  5. 乾燥
  6. 紫外線ランプの設置
  7. 施工直後のホルムアルデヒド濃度・TVOC濃度の測定
  8. ご要望があれば1週間程度後にホルムアルデヒド濃度・TVOC濃度を測定

紫外線ランプを設置したら、そこからVOCガスの分解が行われます。コーティング剤を塗布した後でも、換気はできるだけ行うようにしてください。

使用するコーティング剤

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)

使用する銅ドープ酸化チタンを使ったコーティング剤は、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)という製品です。

この液剤を、専用のスプレー装置を使って塗布します。上記の施工の様子の写真のように塗布します。

この液剤は、世界で初めて銅ドープ酸化チタンを使ったコーティング剤です。効果の持続期間は、使用環境にもよりますが、10年以上です。

この液剤の特長は、

  • 銅ドープ酸化チタンを使用しているので、いろいろな化学物質ガスの分解ができる
  • 効果の持続期間は10年以上

室内のVOC対策なら、イリスまでご相談ください。

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