自動車の車内は酸化チタンだと抗菌・消臭の効果はありません

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自動車の車内の抗菌・消臭コーティングで、酸化チタンを選ばれる方が少なからずいらっしゃいます。

すでに酸化チタンを使った抗菌・消臭コーティングをされた方には、あまり率直に申し上げるとお気の毒なのですが、自動車の車内は酸化チタンだと抗菌・消臭の効果はありません。

その理由は、酸化チタンは紫外線にしか反応しないためです。

自動車には、直射日光が入ってくるので、「酸化チタンでも効果があるのではないか?」と思われたかもしれません。

ところが、自動車の窓ガラスはUVカットガラスが使用されているので、車内に直射日光の光が入っても、その光の中に紫外線がほとんど含まれていません。そのため、酸化チタンが効果を発揮しませんから、自動車の車内に酸化チタンを使用しても抗菌や消臭がほとんどできないのです。

自動車の車内には、紫外線以外の光、つまり可視光でも効果を発揮する光触媒を利用しなければいけません。可視光でも効果を発揮する光触媒のことを、可視光応答型光触媒といいます。

自動車に利用される可視光応答型光触媒の種類は、主に次の3種類が利用されています。

  • 銅ドープ酸化チタン
  • 窒素ドープ酸化チタン
  • 酸化タングステン

これらの中でもっとも効果が高いのが銅ドープ酸化チタンです。なぜなら、これらの中で銅ドープ酸化チタンだけが、光が当たっていないときにも抗菌や消臭ができるからです。光が当たっているときは、相乗効果で高い抗菌力や消臭力を発揮します。

自動車の車内の抗菌・消臭コーティングなら、銅ドープ酸化チタンを使用する施工業者にご依頼ください。大手自動車メーカーが製造する高級車にも標準採用されている、銅ドープ酸化チタンを使った抗菌・消臭コーティングなら、弊社までご相談ください。