光に関する単位にはいくつかありますが、明るさの単位として「lx」や「Lx」が用いられることがあります。
この単位の読み方は「ルクス」です。照度の単位です。
100Lxとか、1,000Lxといった使い方をします。
1ルクスは、1ルーメンの光束が1平方メートルの面を照らしたときの明るさです。ですから、「1lx=1lm/m2」となります。
ルクスは照らされた箇所の、人の目で感じられる明るさの単位です。ルーメンは、人の目で感じられる光の強さの単位です。
LED電球や蛍光灯、白熱球では、単位ワット(W)が用いられています。例えば、60Wという具合です。
ワット数が大きい照明器具は、明るいです。ですから、ルーメンも大きくなります。
それによってテーブルや床が照らされますが、ワット数が高いと照度も高くなります。
ただし、光源から飛び出した光によって照らされる明るさは、光源からの距離の2乗に反比例するので、光源の距離が遠いほど暗くなりやすいです。
同じ光源でも、光源が遠くにあるよりも、近くにある方が、照らされた箇所が明るくなります。
光触媒の効果とルクスの関係
弊社は光触媒のメーカーですから、光触媒についても少し言及しておきたいと思います。
光触媒は、紫外線にのみ反応する酸化チタン光触媒と、蛍光灯などの可視光に反応する可視光応答型光触媒があります。
室内利用するときは、可視光応答型光触媒を利用しないと効果がありません。
可視光応答型光触媒と言っても、照度Lxの大きさによって効果が異なります。
照度が高ければ、それだけ高い効果が得られます。
可視光応答型光触媒の種類によって、効果が得られる照度の高さが異なります。
一般的に、可視光応答型光触媒が効果を発揮する照度は、
- 銅ドープ酸化チタン・・・200Lx程度
- 窒素ドープ酸化チタン・・・1,000Lx以上
- 酸化タングステン・・・1,000Lx以上
それぞれの可視光応答型光触媒で、おおよそこれくらいの照度がないと、効果が出ません。
ちなみに、200Lxは薄暗いトイレやリビングの明るさです。1,000Lxは手術室並みの明るさです。明るい昼間のオフィスで500Lxほどです。

光触媒を室内利用するときは、低い照度でも効果のある可視光応答型光触媒を選ぶことが大切です。

