抗菌・消臭コーティング施工の前後に測定するATP検査とは?

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弊社にて室内を抗菌・消臭コーティング施工するときに、ATP検査という検査を行います。

ATP検査とは、アデノシン三リン酸(ATP)の量を測定する検査のことです。

ATPとは、微生物などの生きものが活動をする上で必要な物質のようで、これを数値化することができたら、「細菌類が多い」と言えます。

抗菌・消臭コーティング施工する前と後で、ATPの数値が下がっていたら、「除菌ができていますよ」という証明になります。また、後日にATP検査をして、低くなった数値が維持できていたら、「抗菌ができていますよ」という証明にもなります。

ルミテスターとルシパック

ATP検査には、お醤油で有名なキッコーマンが開発したルミテスターというハンディー検査器を用います。

それに加え、ルシパックと呼ばれている検査薬を用います。ルシパックの綿棒を、抗菌・消臭コーティング施工する箇所にこすりつけて、ルミテスターに差し込み、スイッチを押すと数値が表示されます。

弊社は銅ドープ酸化チタンを使った抗菌・消臭コーティング施工を行っていますが、使用する液剤はクリア塗装ができるので、塗装した箇所は色が変わることがありませんから、「本当に抗菌加工がなされたのだろうか?」と心配になってしまいます。

そういったお客様の心配を避けるために、ATP検査を行っています。

弊社では、通常であればATP検査をする箇所は1箇所のみです。その料金は諸経費に含まれています。

お客様のご要望で「トイレやキッチン、リビングなど、何ヶ所も検査して欲しい」ということであれば、別途費用はかかりますが、何ヶ所でも検査いたしますので、お気軽にお申しつけください。

また、施工現場に持っていくルシパックの本数は限りがあるので、たくさんの箇所を検査してもらいたい場合には、あらかじめお申しつけください。