抗菌・消臭コーティング施工の「養生(ようじょう)」とは?

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抗菌・消臭コーティング施工の流れの中で、液剤をスプレーする前に、「養生(ようじょう)」と言われる作業を行います。

養生とは、ビニールシートやテープを使って、抗菌・消臭コーティング塗装しない箇所を保護する作業のことです。

抗菌・消臭コーティング塗装は、なるべく部屋全体に塗装したら、それだけ抗菌や消臭ができる面積が増えるので、効果が高まるわけですが、塗布面の材質によっては、コーティング剤を塗布できない場所があります。

養生する箇所は、次の材質のものです。

  • ガラス
  • 照明器具やコンセント
  • 家電製品
  • 植木
窓ガラスの養生

ガラス面に抗菌・消臭コーティング塗装をすると、白っぽい膜が見えてしまい、ガラスが少しくすんだ感じいなってしまいます。

そのような模様が出てしまったら、見栄えが悪くなりますから、それを防ぐためにあらかじめ養生をしておきます。

この写真は、窓ガラスに養生をしている様子です。入念に養生をしていますが、ガラス面に積極的に塗布しなければ、白っぽくなることはありませんので、施工者によっては、養生をしないで作業を行う人もいます。

照明器具やコンセント、家電製品といった電気周りは、抗菌・消臭コーティング剤を塗布して漏電してはいけませんから、養生をしておきます。

植木は、移動させておいたら良いわけですが、移動できない植木の場合は、少しくらい抗菌・消臭コーティング剤がかかっても影響は無いと思いますが、念のため養生をします。

ちなみに、弊社の抗菌・消臭コーティング剤を薄めたものは、農業大学の研究で、イチゴやナスなどの病気対策としても利用されていたことがありますから、それだけ安全性が高いものです。植木がある部屋にも安心してご利用いただけます。