抗菌・消臭コーティング施工で養生する箇所

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イリス抗菌・消臭コーティング施工では、銅ドープ酸化チタンを使った抗菌・消臭コーティング剤を塗布します。

養生の例(洗面台の鏡の養生)

その工程の前に、「養生(ようじょう)」と言われる工程があります。

養生とは、抗菌・消臭コーティング剤を塗布しない箇所を、ビニールシートや養生テープで覆う作業のことです。

抗菌・消臭コーティング剤を塗布しない箇所は、次のような箇所です。

  • ガラス
  • 家電製品
  • 照明器具
  • コンセントやスイッチ
  • 観葉植物

ガラスや鏡に養生をする理由は、それらに抗菌・消臭コーティングをすると、見る角度によっては虹色が出てしまう恐れがあるからです。そのように見栄えが悪くなるとクレームになることもあるので、ガラスや鏡は養生しています。

また、家電製品や照明器具などの電気を利用しているところは、漏電や故障の恐れがあるので、養生をします。抗菌・消臭コーティング剤は、成分に水を利用しているので、電気が漏電して、火災になる恐れもあるからです。

観葉植物は、抗菌・消臭コーティング剤を直接かけなければ、問題ないと思いますが、念のため養生をします。別の部屋に移動させてもかまいません。

これら以外にも、「抗菌・消臭コーティングをしない」という箇所には、養生をしたり、移動させたりします。