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可視光の意味は、「目に見える光」のことです。反対の用語は、不可視光とか不可視光線です。
光は、波動性という波の性質があります。その波によって、見える光の色が異なります。
光の波長が、380nm~780nmの光が可視光です。人の目は体質があり、人によって見える範囲は少し異なるようです。
ちなみに、380nmよりも波長の短い光のことを紫外線、780nmよりも長い波長の光を赤外線といいます。
光触媒を使って抗菌や消臭をしたい場合には、光の波長がとても大事です。なぜなら、抗菌や消臭をしたい場所によって、光の波長が異なるからです。
抗菌や消臭をしたい場所と言えば室内ですが、室内の光は、LEDや蛍光灯、白熱球の光が当たります。その光によって抗菌や消臭といった効果を発揮する光触媒の種類を選ばないと、効果が無いからです。
光触媒でもっとも利用されている種類は、酸化チタンです。酸化チタンは、波長が380nmよりも短い波長の光、つまり紫外線に反応して抗菌や消臭ができます。
ところが、LEDや蛍光灯には紫外線がほとんど含まれていませんから、室内に酸化チタンを利用したのでは、効果がありません。
弊社が使っている抗菌・消臭コーティング剤には、銅ドープ酸化チタンと言われる光触媒が利用されています。銅ドープ酸化チタンは、紫外線はもちろんのこと、紫色や青色、シアン色の光にも強く反応して、抗菌や消臭ができる光触媒です。
室内の抗菌・消臭コーティング施工を行う場合は、銅ドープ酸化チタンを使った施工をお選びください。

