光触媒の焼成

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光触媒加工で、光触媒成分をタイルやステンレスといった「つるっ」とした表面に、強固に接着させたい場合は、焼成と言って、焼き付ける方法を用います。

焼成させることによって、光触媒成分が強固に定着するので、水流のある場所などの耐久性が求められる場所に使用される素材に向いています。

一般的な光触媒加工の方法は、光触媒コーティング剤を塗った後に、乾かして完了です。

光触媒コーティング剤の塗布方法は、刷毛で塗る方法とスプレーガンを用いる方法があります。

タイルやステンレスといった、水分を弾く性質のあるものには、スプレーガンを持ちます。

焼成させる場合は、塗布後に加熱するわけですが、炉に入れて加熱する方法が一般的です。

炉で加熱する温度は、塗布する材質にもよりますが、ステンレスの場合は250℃~300℃くらいが適温かと思います。

ただし、そのような温度ではステンレスが黒く変色するため、変色を避けたい場合は100℃くらいまでで加熱する場合もあります。

なお、光触媒成分として利用するアナターゼ酸化チタンは、700℃くらいで相転移をしてしまい、ルチル型に変化することが知られています。

ルチル型になってしまったら、光触媒としての性能が下がってしまうので、焼成温度は600℃以下で行う必要があります。

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