光触媒によるTVOC対策

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厚生労働省のTVOC濃度指針値

この記事をご覧になられる方は、TVOCの意味はご存知のことと思いますが、TVOCとは総揮発性有機化合物量のことです。

新築住宅やリフォーム後の住宅では、使用された建材からいろいろな化学物質が揮発してきます。

揮発してくる化学物質のことを、揮発性有機化合物(VOC)といいます。それらのトータルのVOC濃度が「TVOC濃度」です。

住宅が新築され直後やリフォーム直後は、部屋の中のTVOC濃度が高くなります。

厚生労働省では、TVOCの濃度に指針値が設定されています。その値は、400μg/m3です。

この数値は、暫定目標値とされているので、この数値を超えたからと言って、すぐに健康を害するわけでありません。しかし、場合によっては指針値よりも低くても健康を害する方もいらっしゃるかもしれません。

詳細は、厚生労働省ホームページ「室内空気中化学物質の室内濃度指針値について」をご覧ください。

光触媒によるTVOC対策

光触媒とは、光が当たるとその表面にOHラジカルと言われる活性酸素を発生させ、それによってVOCを分解する性質を持つ成分のことです。

光触媒には、主に酸化チタンが利用されていますが、酸化チタンは紫外線ランプと組み合わせることによって、ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドであれば簡単に分解ができます。

ところが、トルエンやキシレン、スチレンといったベンゼン環を持つ芳香族は、紫外線ランプを用いても分解ができません。

そういったことで、TVOC対策は酸化チタン以外の光触媒を用いることです。

TVOC対策にもっとも効果的な光触媒は、銅ドープ酸化チタン(銅担持酸化チタン)です。銅ドープ酸化チタンと紫外線ランプを組み合わせると、芳香族化合物の分解も可能です。

銅ドープ酸化チタンは、酸化チタン光触媒に酸化銅を結合させたナノレベルの微粒子です。

ナノレベルの酸化銅が補触媒として働き、酸化チタンの効果を高め、酸化チタン単体では分解ができない芳香族も分解できます。

銅ドープ酸化チタンによるTVOC対策

銅ドープ酸化チタンによるTVOC対策は、銅ドープ酸化チタンを使ったコーティング剤を部屋中に塗布し、光を当てることです。

芳香族の分解には、紫外線ランプを設置することをおすすめします。

東京の区営住宅でVOC対策をした事例

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