ホルムアルデヒドの分解は光触媒で可能か?

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新築住宅を建てた後や、新車を購入された方は、ホルムアルデヒド濃度が気になると思います。

なぜなら、新築住宅や新車の中に入ると、それら特有の匂いがするからです。

ホルムアルデヒド濃度の測定は、測定機器で調べることができます。次の図は、弊社手持ちの測定機器で、私の自宅のホルムアルデヒド濃度を測定した結果です。

自宅のホルムアルデヒド濃度とTVOC濃度を測定

ホルムアルデヒド濃度は、0.044mg/m3(44μg/m3)でした。厚生労働省の指針値は、100μg/m3なので、指針値よりも半分以下の濃度になります。

ちなみにTVOCは、トータルVOC濃度です。VOCとは、揮発性有機化合物の略ですが、ホルムアルデヒドを含む化学物質濃度が0.194mg/m3(194μg/m3)でした。

TVOCの厚生労働省指針値は400μg/m3なので、TVOCも指針値の半分以下で、安心できました。

さて、ホルムアルデヒド濃度が指針値を超えていたら、何らかの対策が必要です。

その対策の一つとして、光触媒を利用することによる分解があります。

光触媒でホルムアルデヒド対策は可能か?

最初に結論から述べておくと、光触媒の種類を適切に選ぶことで、ホルムアルデヒド対策ができます

光触媒と言っても、いろいろな種類があります。

では、どのような光触媒を選ぶ必要があるのか。それは、室内でも効果の高い光触媒を選ぶことです。

実は、光触媒で有名な酸化チタンは、室内利用すると、ほとんど効果がありません。

その理由は、酸化チタンがホルムアルデヒドを分解する効果を発揮するためには、紫外線を照射しないといけないからです。

室内の蛍光灯やLED照明からは、紫外線がほとんど出ていませんから、酸化チタンではホルムアルデヒドを分解できません。

酸化チタン光触媒は紫外線のみに効果があるので室内の蛍光灯やLEDではほとんど効果がありません

どのような光触媒を選べば良いのか?

では、どのような光触媒を選べば良いのかということですが、それは銅ドープ酸化チタンです。

銅ドープ酸化チタンとは、酸化チタンと酸化銅をくっつけた光触媒です。

酸化チタンは紫外線が当たったときでないと、効果がありませんが、銅ドープ酸化チタンは蛍光灯やLEDの光が当たってもホルムアルデヒドを分解できます

銅ドープ酸化チタン以外にも、蛍光灯やLEDでも反応する光触媒の種類はありますが、それらの光触媒と比べて、銅ドープ酸化チタンは10~20倍以上の効果があります。

銅ドープ酸化チタンの効果比較

そういったことで、光触媒でホルムアルデヒド対策はできますが、銅ドープ酸化チタンを選ぶことが大切です。

銅ドープ酸化チタンの利用方法

銅ドープ酸化チタンの利用方法は、

  • 光触媒スプレーの利用
  • 光触媒コーティング施工

このどちらかになります。

銅ドープ酸化チタンの光触媒スプレー

光触媒スプレーは、銅ドープ酸化チタンを使った消臭スプレーの利用することです。

弊社の商品であれば、アキュートクリーンをご利用ください。

「アキュートクリーン」スプレーと詰め替え
原材料光触媒:銅ドープ酸化チタン
その他:水
内容量200mL(600回ほどスプレー可能)
香り無香料
アルコール不使用
価格2,200円(税込)

アキュートクリーンを、部屋の壁紙や床、家具などにスプレーしてください。

スプレーする量は、サッと一吹きで効果があります。

スプレーした箇所に水滴がつくぐらいにスプレーすると、スプレーした箇所に銅ドープ酸化チタンの白っぽい色が付着することもあります。

白い色が付着し、気になる場合は、ウェットティッシュやメラミンスポンジなどで拭き取ってください。

また、白っぽい色の付着が気になる場所は、あらかじめ目立たない箇所にスプレーしてお試しください。

銅ドープ酸化チタンの光触媒コーティング施工

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング施工は、専用のスプレー装置を使って施工します。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)

住宅に使用する液剤は、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)です。

この製品は、施工代理店向けに業務用販売しているものですから、光触媒コーティング施工は、弊社の施工代理店にご依頼ください。

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)を使ってコーティング施工をすると、光触媒スプレーよりも銅ドープ酸化チタンの含有量が多いので、ホルムアルデヒド対策の効果が高いです。

また、耐久性が高いため、使用環境にもよりますが、効果の持続期間が10年ほど持ちます。

新築住宅のホルムアルデヒド対策は、1~2年間ほどですが、それ以降は抗菌や消臭といった効果が持続します。

ホルムアルデヒド対策で屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)を施工した場合には、念のため、室内に紫外線ランプを設置します。

東京の区営住宅でVOC対策をした事例。光触媒コーティング施工と紫外線ランプの設置の様子

銅ドープ酸化チタンは、紫外線を照射しなくても、ホルムアルデヒドを分解できます。

ところが、「ホルムアルデヒドの匂いがするから対策してもらいた」とご依頼いただいた方で、少なからずのケースで、ホルムアルデヒド以外の化学物質の匂いを、ホルムアルデヒドと勘違いされているケースがあります。

ホルムアルデヒド以外の、トルエンやキシレンなどの芳香族化合物の分解が求められる場合には、紫外線ランプを設置した方が効果的なので、そのようにしています。

先ほど、TVOC濃度についてご説明しましたが、TVOC濃度が高い場合の対策は、光触媒コーティング施工後に紫外線ランプを設置した方が良いです。

自動車のホルムアルデヒド対策の場合

車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)

自動車の車内には、車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)を使用します。

この製品は、黒色の多い車内でも、銅ドープ酸化チタンの白っぽい色が出にくくなるように、銅ドープ酸化チタンの含有量を調整しています。

この製品の施工も、専用のスプレー装置を用いるので、弊社の製品を扱う施工代理店にご依頼ください。

車内には直射日光の強い光が入り込むので、紫外線ランプを設置しなくても、ホルムアルデヒドの分解ができ、TVOC濃度も下がります。

アキュートクリーンを使っての、車内のホルムアルデヒド対策については、『光触媒スプレー「アキュートクリーン」での新車臭の消臭方法』をご参照ください。

ホルムアルデヒドの分解をご希望の方は、弊社までお気軽にご相談ください。

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