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トルエンは、光触媒では分解ができないことは、業界での常識です。
ところが、光触媒の中で唯一、銅ドープ酸化チタンのみがトルエンを分解することができます。
光触媒でトルエンが分解できるのであれば、高額なトルエン脱臭機の導入や、活性炭などの交換の手間やランニングコストから解放される可能性があります。
次の図は、酸化チタンと銅ドープ酸化チタンでトルエン分解試験を行った結果です。

タイルに酸化チタンを銅ドープ酸化チタンを塗布したもの、無塗装のものの3種類の試験片を用意し、トルエン濃度を100ppmにした空気をテドラーバッグに入れて、紫外線を照射しました。
酸化チタンは、トルエンをほとんど分解できていませんが、銅ドープ酸化チタンはトルエンを分解し、この試験環境では24時間後には検出限界以下にまで分解ができました。
この試験では、100ppmという高い濃度で試験をしていますが、室内環境などのトルエン濃度が低いところでは、銅ドープ酸化チタンがトルエンに触れるように、空気清浄機のフィルターなどに利用すると良いと思います。
なお、この試験結果では紫外線を照射していますが、銅ドープ酸化チタンは可視光でも反応するので、銅ドープ酸化チタンに当たる光の照度を高めておけば、トルエンを分解できるものと思われます。
銅ドープ酸化チタンによるトルエン分解についてのご相談なら、イリスまでお気軽にご連絡ください。


