イリスは光触媒コーティング施工も行っていますが、本当は光触媒コーティング剤のメーカーです。
イリスで製造している標準品は、次のものがあります。
- 屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)
- 屋外用光触媒コーティング剤(BX01)
- 車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)
- ガラス用光触媒コーティング剤(BTG01)
- 石材用光触媒コーティング剤(BXM01)
それぞれの特徴をご紹介いたします。
屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)

屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)は、光触媒成分に銅ドープ酸化チタンを使った製品です。
銅ドープ酸化チタンは、室内でも高い抗菌力・消臭力を発揮するばかりか、室内に発生するさまざまな種類の化学物質を分解する性質も持ち合わせています。
最近では、抗菌・消臭のご依頼だけでなく、ホルムアルデヒドやトルエンといった化学物質の室内濃度を下げるためのご依頼も多く頂いています。
屋外用光触媒コーティング剤(BX01)

屋外用光触媒コーティング剤(BX01)は、酸化チタンを使った外壁用の防汚コーティング剤です。
外壁に酸化チタンをコーティングすると、直射日光が当たれば外壁に付着する汚れを分解し、光触媒の親水性によって、外壁のセルフクリーニングができます。
なお、北側の外壁や隣の建物が隣接する外壁などの、直射日光が当たりにくい外壁には、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)を利用します。
車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)

車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)は、銅ドープ酸化チタンを使った抗菌・消臭コーティング剤です。
屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)との違いは、銅ドープ酸化チタンの白っぽい色が出にくくしてある点です。
自動車の車内は、黒い色の材料が多く使用されていますが、そのような場所に塗布しても白っぽい色が出にくいように、成分を調整してあります。
銅ドープ酸化チタンは、抗菌や消臭だけでなく、化学物質をも分解するため、新車の匂いが苦手な方からのご依頼も増えています。
ガラス用光触媒コーティング剤(BTG01)

ガラス用光触媒コーティング剤(BTG01)は、ガラスの防汚コーティング用の光触媒コーティング剤です。
タングステン担持酸化チタンと言われる、酸化チタンに酸化タングステンを担持させた光触媒を利用しています。
今までは、ガラス用には酸化チタンが多く利用されてきましたが、酸化チタンは光の屈折率が高いため、ガラス面を見る角度によっては、虹色になってしまいます。また、酸化チタンはガラスの防汚としては、若干効果が弱い面もあります。
それを克服するため、タングステン担持酸化チタンを利用した光触媒コーティング剤を開発しました。
石材用光触媒コーティング剤(BXM01)
石材用光触媒コーティング剤(BXM01)は、光沢のある石材の防汚コーティング用として開発した、光触媒コーティング剤です。
ガラスの光触媒コーティングと同様に、光沢のある石材も、光触媒コーティングをすると虹色っぽい模様が出てしまう場合が多いため、それを防ぐために成分を調整してあります。
光沢の無い石材の防汚コーティングには、屋外用光触媒コーティング剤(BX01)をご利用ください。
以上、イリス光触媒コーティング剤をご紹介しました。
この他にも、プラスチック用光触媒コーティング剤やお風呂場や押し入れの中の防カビ用光触媒コーティング剤もございます。
また、標準品以外の特殊な光触媒コーティング剤の開発も行っていますし、これらの製品のOEM製造にも対応します。
光触媒コーティング剤ではございませんが、コンシューマ向けの抗菌・消臭スプレーの市販や開発、ガス分解装置や脱臭機などの開発なども行っています。
光触媒コーティング剤のことなら、イリスまでお気軽にご相談ください。


