- 新築住宅はホルムアルデヒド対策をした方が良いですか?
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2003年以降に建てられた住宅であれば、24時間換気が義務付けられているので、すでにホルムアルデヒド対策がなされています。
F☆☆☆☆(Fフォースター)建材を利用すると、ホルムアルデヒドがほとんど揮発しません。しかし、別の化学物質が使用されている場合もあり、マンションでは24時間換気をしていない所もあるので、VOC対策を必要とする場合もあります。
最近の新築住宅はホルムアルデヒド対策がなされている
実は、最近の新築住宅は、ホルムアルデヒド対策がなされています。
次の図は、財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住宅相談統計年報2024 資料編)シックハウスに関する相談件数をグラフ化したものです。

シックハウスの相談は、ピークの2003年と比べると、ホルムアルデヒドの被害は、低い状態だと言えます。
25年ほど前からシックハウスがメディアでも多く取り上げられるようになり、2003年にF☆☆☆☆の認定が本格的に始まったときに、24時間換気の義務化も始まりました。
そういったことで、最近の新築住宅ではホルムアルデヒドについてはほとんど心配が無いと思います。また、24時間換気をしているので、ホルムアルデヒド以外のVOCガスが発生していたとしても、濃度は低いと思います。
最近、2~3件ほど「ホルムアルデヒド濃度を測定してほしい」「ホルムアルデヒド対策をしたい」というご相談をいただくことがありました。
実際にご自宅に伺ったところ、確かに匂いはしましたが、その匂いはVOCの匂いではなく、木工用ボンドの匂いでした。また、「布団から匂いがしている」とも言われましたが、それは綿花特有の匂いでした。
ご相談があった物件は、すべて中国系の方からでした。日本の住宅は、一般的にはホルムアルデヒド対策がしっかりなされているので安心していただきたいと思います。
ところが、シックハウスに関する相談は、ゼロにはなっていません。その理由は、シックハウスの原因物質がホルムアルデヒドだけではないからだと推定します。
マンションの間取りによっては、24時間換気が義務付けられていない物件もあります。また、戸建て住宅でも、24時間換気のスイッチを切っている人もいるかもしれません。
そういった住宅では、ホルムアルデヒド以外のVOC対策が求められる場合もあります。
F☆☆☆☆(Fフォースター)建材の利用はホルムアルデヒドのみ対策ができる
ホルムアルデヒドが揮発しにくい建材として、F☆☆☆☆(Fフォースター)と言われる建材があります。この基準は、次の表の通りです。
| ホルムアルデヒドの発散速度 | 認定 |
|---|---|
| 0.12mg/m2h超 | 無等級(使用禁止) |
| 0.02mg/m2h超、0.12mg/m2h以下 | F☆☆(使用面積を制限) |
| 0.005mg/m2h超、0.02mg/m2h以下 | F☆☆☆(使用面積を制限) |
| 0.005mg/m2h以下 | F☆☆☆☆(制限なし) |
この基準のどこが問題なのかと言いますと、次の2点です。
- ホルムアルデヒドアルデヒドの発散速度が低いものがF☆☆☆☆ですがゼロではないこと
- ホルムアルデヒド以外は評価対象になっていないこと
そのため、ホルムアルデヒド対策はしっかりなされている住宅でも、そこに住んでシックハウスに苦しむ方もいらっしゃるわけです。
ホルムアルデヒドやホルムアルデヒド以外のVOC対策なら、イリス抗菌・消臭コーティング施工をご利用ください。
ホルムアルデヒド以外の分解できる化学物質一覧
イリス抗菌・消臭コーティング施工で、次のVOCガスを分解できることを確認しています。
- ホルムアルデヒド
- アセトアルデヒド
- トルエン
- キシレン
- スチレン
- イソプロパノール
これらの中にVOCとして指定されているものもあります。ただし、明るい光や紫外線を照射するなどの条件があります。
これらの種類の中で、トルエン、キシレン、スチレンといった、芳香族化合物の分解ができることが、専門家の中でも驚かれています。
なぜなら、一般的な光触媒では、芳香族化合物の分解が難しいからです。ところが、数ある光触媒の中で、銅ドープ酸化チタンだけが芳香族化合物の分解ができます。
銅ドープ酸化チタンによる芳香族化合物の分解
トルエンは、芳香族化合物と言われるベンゼン環を持つVOCガスです。ベンゼンを含め、芳香族化合物は一般的な光触媒では、分解ができない物質です。
次の図は、一般的によく利用される光触媒「酸化チタン」で、トルエンの分解を試験したものです。

酸化チタンでは、最初の3時間ほどは、トルエンを分解ができていますが、その後は分解ができてないことがわかります。つまり、酸化チタンではトルエンを分解できていません。
このように、芳香族化合物は一般的な光触媒では、分解ができません。
銅ドープ酸化チタンなら芳香族化合物の分解も可能
それに対して銅ドープ酸化チタンはどうでしょうか?
銅ドープ酸化チタンなら、芳香族化合物の分解が可能です。先ほどのトルエンの分解試験に、銅ドープ酸化チタンに紫外線を照射したときの試験結果を重ねたものが、次の図です。

この試験環境では、24時間後にはトルエンが検出限界まで減少しました。
銅ドープ酸化チタンで分解できるのは、トルエンだけではありません。次の図は、スチレンをの分解を試験したものです。

ホルムアルデヒド以外のVOC分解は紫外線ランプを使用
ホルムアルデヒドは、銅ドープ酸化チタンで簡単に分解できます。それに対して、芳香族化合物は紫外線を照射することで、分解できます。紫外線でなくても、強い光があれば分解できます。
そのため、南側の直射日光が入るような明るい部屋であれば、VOC対策がしやすいです。それに対して、北側の部屋や、普段からカーテンを閉め切っている部屋では、VOC分解が進みません。
そこで、抗菌・消臭コーティング施工をした後で、そういった部屋では紫外線ランプを設置するようにしています。紫外線ランプの光によって、銅ドープ酸化チタンが強く反応し、VOC分解が促進されます。

VOC対策の流れ
VOC対策の流れは、次の通りです。
- ホルムアルデヒド濃度・TVOC濃度の測定
- 家具や家電製品、荷物等の移動
- 塗布面の清掃
- 銅ドープ酸化チタンを使ったコーティング剤などの塗布
- 乾燥
- 紫外線ランプの設置
- 施工直後のホルムアルデヒド濃度・TVOC濃度の測定
- ご要望があれば1週間程度後にホルムアルデヒド濃度・TVOC濃度を測定
紫外線ランプを設置したら、そこからVOCガスの分解が行われます。コーティング剤を塗布した後でも、換気はできるだけ行うようにしてください。
使用するコーティング剤

使用する銅ドープ酸化チタンを使ったコーティング剤は、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)という製品です。
この液剤を、専用のスプレー装置を使って塗布します。上記の施工の様子の写真のように塗布します。
この液剤は、世界で初めて銅ドープ酸化チタンを使ったコーティング剤です。効果の持続期間は、使用環境にもよりますが、10年以上です。
この液剤の特長は、
- 銅ドープ酸化チタンを使用しているので、いろいろな化学物質ガスの分解ができる
- 効果の持続期間は10年以上
室内のVOC対策なら、イリスまでご相談ください。
