光触媒コーティングを導入したときの、効果の持続期間は、使用する液剤によって異なります。
もう少し厳密に言えば、液剤に使用されている接着成分の種類によって異なります。
その液剤のことを、光触媒コーティング剤と言います。
光触媒コーティング剤の成分
光触媒コーティング剤は、次の4種類の成分で構成されています。
- 光触媒成分
- 接着成分(バインダー)
- 添加剤
- 水や溶剤
効果の高さは、光触媒成分の種類によって異なりますが、効果の持続期間は接着成分によって異なります。
添加剤によって効果を高めた製品もありますが、たいていの添加剤は、光触媒成分とは異なって消費されていくので、効果の持続期間が短いです。そのため、効果が長続きする接着成分を利用していても、添加材の効果が切れて、「効果が無くなった」ということもあります。
接着成分の種類と効果の持続期間
さて、光触媒コーティング剤に利用される接着成分は、次の2種類のうちのどちらかが利用されます。
- フッ素樹脂
- アモルファス酸化チタン
フッ素樹脂なら3~5年ほど
フッ素樹脂は、樹脂系のものです。ナフィオンのような、光触媒に対して強いバインダーもありますが、樹脂は有機物ですから、光触媒によって分解される性質があるので、効果の持続期間は3~5年ほどです。
アモルファス酸化チタンなら10~20年ほど
アモルファス酸化チタンは、非結晶の酸化チタンのことです。酸化チタンは、光触媒によって分解されませんから、効果の持続期間は長いです。
弊社の光触媒コーティング剤には、接着成分にアモルファス酸化チタンを使っていますが、弊社公式としては効果が5~10年としています。
外壁の光触媒コーティング施工をさせていただいたところで、防汚効果が20年以上継続しているところもあります。
室内の光触媒コーティングでは、天井は壁の上側などの、人が触れない箇所であれば、効果は10年以上継続することもあります。
効果が高く、効果の持続期間の長い抗菌・消臭コーティング施工なら、イリスにお任せください。
この記事の著者/責任者
株式会社イリス 代表取締役 島田 幸一 (Shimada Koichi)

私はもともと、地元農業のソリューション提供を事業としていたが、野菜や果物の劣化を促進させるエチレンガスの分解を研究したことで、光触媒の可能性を感じ起業いたしました。
運よく可視光でも効果のある酸化チタン光触媒を世界で初めて開発して脚光を浴び、さまざまな業種のお客様から注文をいただける企業にまで成長できました。
現在弊社は、可視光応答型光触媒を使ったコーティング剤を始め、外壁やガラス、石材、自動車の車内にクリア塗装ができる光触媒コーティング剤や、酸化チタンから下地を守るプライマーの開発。
その後も、さまざまな材質に光触媒を定着するための研究を続け、多くの企業で採用されています。

