光触媒ガラスコーティングの施工方法とは?スプレー装置と施工の流れ

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光触媒ガラスコーティングとは、ガラス専用の光触媒コーティング剤を窓ガラスやカーテンウォールなどの表面に塗布して、親水性を出す施工のことです。

ガラスに親水性を持たせることで、ガラスに雨が当たると、その雨水の流れによって、ガラスの汚れが流れていくようになります。

光触媒コーティングによるガラスのセルフクリーニング

このように、汚れが自動的に流れ落ちることを、セルフクリーニングといいます。

窓ガラスがセルフクリーニングをするようになると、窓ガラスの清掃回数を減らすことができるので、経費削減につながります。

この記事では、光触媒ガラスコーティングの施工方法を解説します。

使用する光触媒ガラスコーティング剤

ガラス用光触媒コーティング剤(BTG01)

使用する光触媒ガラスコーティング剤は、弊社の製品であればガラス用光触媒コーティング剤(BTG01)です。

この光触媒ガラスコーティング剤に使用している、光触媒の種類は、タングステン担持酸化チタンです。

タングステン担持酸化チタンとは、酸化チタン結晶の表面に、酸化タングステンを結合させたものです。

酸化チタン単体ですと、光の屈折率が高いため、ガラス表面に塗布すると、ガラスを見る角度によって虹色模様が出やすくなります。

かと言って、酸化タングステン単体ですと、親水性の効果が弱いため、汚れが落ちにくくなります。

そこで、その両方の良いところ取りをするために、酸化チタンの表面に酸化タングステンを担持させた、タングステン担持酸化チタンを開発しました。

光触媒ガラスコーティング剤のスプレー装置

光触媒ガラスコーティング剤の塗装には、スプレー装置を用います。弊社の光触媒ガラスコーティング剤を利用する場合は、ABAC(アバック)温風低圧塗装機を推奨しています。

次の写真は、ABAC温風低圧塗装機SG-91です。

ABAC温風低圧塗装機SG-91とスプレーガン

なぜABAC温風低圧塗装機を推奨するのかと言いますと、スプレーノズルにはφ0.3mmという小口径のノズルを着用しますが、そのような小口径のノズルでも、ABAC温風低圧塗装機であれば、安定してスプレーができるからです。

施工の流れ

光触媒ガラスコーティング施工の流れは、次の手順で行います。

  1. ガラス面の入念な清掃及び研磨
  2. ガラス面の親水性の確認(親水性が不足していたら、親水性が出るまで研磨する)
  3. ガラス用光触媒コーティング剤BTG01の塗布
  4. ガラス面の親水性を確認

ガラス面の入念な清掃及び研磨では、酸化セリウム配合のコンパウンドによる研磨を行いシリカやエフロの汚れを除去します。

次に、ガラス面に純水をかけて、親水性が出るのかを確認します。無垢なガラス面に水をかけると、親水性が出ますが、それを確認します。

無垢なガラス面でない場合は、水を弾くようになります。水を弾く状態で光触媒ガラスコーティング剤を塗布しても、親水性が出にくいからです。

ガラス面の親水性を確認した後は、ABAC温風低圧塗装機を使って、ガラス用光触媒コーティング剤BTG01を均一に塗布します。

乾燥後に、再び純粋を掛けて、親水性が出ているのかを確認します。

光触媒ガラスコーティング施工のご依頼、ご相談・見積もりは、イリスまでお気軽にご相談ください。

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この記事の著者/責任者

株式会社イリス 代表取締役 島田 幸一 (Shimada Koichi)

島田幸一

私はもともと、地元農業のソリューション提供を事業としていたが、野菜や果物の劣化を促進させるエチレンガスの分解を研究したことで、光触媒の可能性を感じ起業いたしました。

運よく可視光でも効果のある酸化チタン光触媒を世界で初めて開発して脚光を浴び、さまざまな業種のお客様から注文をいただける企業にまで成長できました。

現在弊社は、可視光応答型光触媒を使ったコーティング剤を始め、外壁やガラス、石材、自動車の車内にクリア塗装ができる光触媒コーティング剤や、酸化チタンから下地を守るプライマーの開発。

その後も、さまざまな材質に光触媒を定着するための研究を続け、多くの企業で採用されています。