屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)を使った、室内の光触媒コーティング施工の流れは、次の通りです。
- 家具や備品の移動
- 部屋の清掃
- 養生
- 下地保護剤(プライマー)の塗装
- 光触媒コーティング剤の塗装
1. 家具や備品の移動
室内にある家具を移動させます。移動できない家具はそのままにしておいてもかまいません。家電製品は部屋の外に出しておいた方が無難です。
バスルームの塗装をする場合には、シャワーカーテンにも塗装するのかどうか、決めておいた方が良いです。
お客様からは、机やベッドマットレス、タンス、エアコンの内部などにも光触媒コーティング塗装が求められる場合があります。液剤の準備もございますので、ご要望の際は、あらかじめご連絡ください。
2. 部屋の清掃
光触媒コーティング塗装をする箇所は、予め清掃をする必要があります。塗装面には目に見えないくらいの大きさの埃が付着しており、埃の上から光触媒コーティング塗装をすると、埃が落ちるときに、光触媒コーティングが落ちてしまうため、予め清掃が必要です。
新築住宅の部屋であれば、水拭きをする程度で良いです。古い住宅の部屋であれば、タバコのヤニなどの汚れが堆積している場合があるので、洗剤を使って落とすこともあります。室内にカビが発生している場合には、漂白剤などでカビを除去します。
これらの清掃をお客様で行っていただけるようであれば、施工費用が安くなります。
古い住宅の場合では、清掃が甘いと、光触媒コーティング剤を塗布する際に、スプレーガンから噴き出すエアーで、埃が舞い上がってしまうことがあります。入念に清掃をしておいてください。
3. 養生
養生とは、光触媒コーティング塗装をしない箇所を、ビニールシートやテープなどで被うことです。
例えば、窓ガラスや部屋の照明、コンセント、スイッチ類といった電気製品です。窓ガラスに光触媒コーティング剤がかかってしまうと、窓ガラスに光触媒特有の虹色が出てしまって、見栄えが悪くなります。そのため、窓ガラスにも養生をします。
電気製品の養生ですが、光触媒コーティング剤は液剤ですから、それらの電気機器をショートさせてしまう可能性も視野に入れて念のためコーティングを行います。塗装技術に自信のある人で、ほとんど養生をしないで作業をする人もいます。
床の材質が、ガラスや鏡面仕上げされた石材の場合にも念のため養生をします。
4. 下地保護剤(プライマー)の塗装

下地保護剤(プライマー)とは、光触媒による劣化から下地を保護するために塗装する液剤です。製品名は、屋内用プライマー(AS01)です。
プライマーを塗布すべき場所は、直射日光が当たる部分です。光触媒コーティング剤は、明るい光が当たると、有機物を分解する力が強く出てしまうため、塗装面が有機物ですとその表面を分解して劣化させてしまう恐れがあります。
劣化すると言っても、すぐにボロボロになるわけではなく、2~3年ほどして「他よりも色あせが進んだ」と思うような程度です。それでも、劣化していることには変わりありませんから、直射日光が当たる部分の下地を保護するために、プライマーを塗布しておきます。
プライマーの塗布は、スプレー装置を用います。プライマーが乾燥したらその上から光触媒コーティング剤を塗布します。
5. 光触媒コーティング剤の塗装

最後に光触媒コーティング剤を塗装します。製品名は屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)です。
φ0.3mmの小口径ノズルを装着したスプレーガン(ABAC温風低圧塗装機)を用い、上下左右の塗布をそれぞれ2セットずつ行います。
屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)の塗布量の目安は、ABAC温風低圧塗装機を使用した場合は1Lで50m2ほどですが、塗装面の材質によって多少異なります。
屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)を1回塗布し終えたら、乾燥時間として夏場は30分ほど、冬場で2時間ほど待ちます。それを2セット繰り返します。
液剤はそれよりも早く乾燥しますが、コーティング成分が固まるまで待つので、少し長く乾燥時間を取ります。

