ホルムアルデヒドはVOC(揮発性有機化合物)の一種

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新築住宅を建てたり、リフォームをしたり、新車を購入したりすると、部屋の中や車内には、化学物質の匂いが充満していることがあります。

「新築の匂い」とか「新車の匂い」と言われている匂いがします。

その匂いの原因は、ホルムアルデヒド(HCHO)などの化学物質なのですが、そのように部屋の中に揮発してくる化学物質のことを、VOC(揮発性有機化合物)といいます。

ホルムアルデヒドは、VOCの一種です。

VOCは、いろいろな種類があり、新築住宅では100種類以上あるとも200種類以上あるとも言われています。

新築住宅や新車では、「ホルムアルデヒドをお願いしたい」とご依頼いただくことがありますが、実のところ新築や新車の匂いは、ホルムアルデヒド以外のVOCも多く含まれていることが多いです。

さて、「ホルムアルデヒド対策やVOC対策は?」ということですが、基本は換気です。最近の新築戸建て住宅では、24時間換気が義務付けられています。

ところが、新築マンションや新車では、常に換気ができるわけではありませんし、新築戸建て住宅でも真夏や真冬に換気をずっとしていたら冷暖房費が高くなるということで、換気を止めてしまう人もいます。

そういった場合には、他の対策を必要とします。

その方法としては、弊社では銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング施工をおすすめしています。

銅ドープ酸化チタンは、ホルムアルデヒドをはじめとする、分解が難しいとされるトルエンやキシレンなどの芳香族化合物と言われるVOCをも分解消臭ができます。

銅ドープ酸化チタンを使ったコーティング剤を部屋中に塗布することで、揮発してくるいろいろな種類のVOCを分解消臭してくれます。

銅ドープ酸化チタンのコーティング施工でいろいろな種類の化学物質を分解するイメージ

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング剤を部屋全体に塗布し、光が当たるとVOCを分解していってくれるので、部屋のVOC濃度が下がっていきます。薄暗い部屋では、芳香族化合物を分解する効果が弱まるので、そういった部屋には念のため紫外線ランプを設置することもあります。

東京の区営住宅でVOC対策をした事例。光触媒コーティング施工と紫外線ランプの設置の様子

ホルムアルデヒドなどのVOC対策なら、実績豊富なイリスまでお気軽にご相談ください。

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