
光触媒スプレーとは、光触媒成分が添加された液剤を、スプレーにしたものです。
光触媒スプレーに使われている光触媒成分の種類は、いくつかの種類があります。
弊社の光触媒スプレー「アキュートクリーン」には、銅ドープ酸化チタンを使用しています。
銅ドープ酸化チタンは、新車臭の消臭に適している理由を、ご説明させてください。
| 原材料 | 光触媒:銅ドープ酸化チタン その他:水 |
|---|---|
| 内容量 | 200mL(600回ほどスプレー可能) |
| 香り | 無香料 |
| アルコール | 不使用 |
| 価格 | 2,200円(税込) |
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新車のニオイの原因
新車臭の原因物質には、ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドなどの化学物質があります。その化学物質のことを、揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds:VOC)といいます。そのVOCガスが、新車のニオイの主な原因です。
ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドは、一般的な光触媒でも、簡単に分解できます。ところが、VOCガスの中には、一般的な光触媒スプレー(酸化タングステン)では分解が難しい種類も多くあります。例えば、
- トルエン
- キシレン
- スチレン
これらは、芳香族化合物と言われ、光触媒では分解ができないベンゼン環を持ちます。そのような分解が難しいVOCガスも分解ができる光触媒があります。それが、銅ドープ酸化チタンです。
銅ドープ酸化チタンとは?

銅ドープ酸化チタンとは、酸化チタン結晶の表面に酸化銅を結合させた、ナノレベルの微粒子です。
銅ドープ酸化チタンは、新車臭の原因であるVOCガスを酸化分解する効果があります。
酸化分解されたVOCガスは、最終的に水や二酸化炭素といった無害な成分になります。
銅ドープ酸化チタンは、特にトルエンやキシレンといったベンゼン環を持つ芳香族化合物の分解ができる、唯一の光触媒として有名です。
他の光触媒では分解ができないVOCガスも分解できる効果があります。
しかも、銅ドープ酸化チタンはVOCガスを分解しても、銅ドープ酸化チタン自体は化学変化しませんから、1回スプレーしておけば、VOCガスを分解し続けてくれます。
アキュートクリーンの特長と性質
アキュートクリーンは、銅ドープ酸化チタンを一般のご家庭でも手軽に使えるように、弊社が実用化しました。アキュートクリーンの特長は、
- 銅ドープ酸化チタンを使った世界初の光触媒スプレー
- 銅ドープ酸化チタンは、塗布面に付着すると新車臭を消臭し続けてくれる
- 細かい霧が出るスプレーノズルを採用。消臭力アップ
- スリムボトルで持ち運びやすい
- 200mLで約600回ほどスプレーできる
- 液剤を使い切ったら、詰め替えがある
一般的な消臭スプレーとアキュートクリーンの消臭メカニズムの違い
ドラッグストアなどで売られている一般的な消臭スプレーは、シクロデキストリンと言われる糖類にニオイを閉じ込めて消臭するタイプが多いです。
それに対して、アキュートクリーンは銅ドープ酸化チタンでニオイを酸化分解するタイプです。
一般的な消臭スプレーは、液体の状態でも、消臭効果があります。ですから、大量にスプレーしたら効果があります。
それに対してアキュートクリーンは、液剤が乾燥して、銅ドープ酸化チタンとニオイ成分が接触するようになってから消臭力が出ます。そのため、大量にスプレーしても、液体のままでは効果はありません。
この性質の違いから、一般的な消臭スプレーと同じように、アキュートクリーンを大量にスプレーしてしまう人がいますが、効果がありません。
アキュートクリーンの問題点
このように、「新車のニオイをただちに消臭したい」ということで、市販の消臭スプレーのように、液ダレするくらいベタベタになるまで、大量にスプレーする人が少なからずいます。
ところが、アキュートクリーンを大量にスプレーし、乾燥すると、銅ドープ酸化チタンの白いシミが付着します。特に自動車の黒色のレザーシートは、白いシミが目立ってしまいます。
後ほど、アキュートクリーンの使い方を解説しますが、水分がしみ込まない材質のもの、例えばレザーシートやダッシュボード、ドアトリムなどは、アキュートクリーンを布にしみ込ませて拭き掃除をするように塗布してください。また、それらにスプレーしてしまったら、必ず拭き取ってください。
なお、白いシミは、メラミンスポンジ等で拭き取ることができます。アキュートクリーンはコーティング成分を添加していませんから、拭いたら取れますし、そのままにしていても、いずれは消えていくと思います。
白いシミが気になる方は、目立たない場所に少量をスプレーしてお試しください。
アキュートクリーンをご利用になるときは、次のことをご留意ください。
- 水滴になると、銅ドープ酸化チタンの白いシミが付着する。特に黒いレザー素材は目立つ
- 水がしみ込みにくい素材のものには、アキュートクリーンを布にしみ込ませて塗布すること
- 白いシミは、メラミンスポンジに水をしみ込ませて軽く拭くと取れる
- アキュートクリーンは、乾燥してから消臭力を発揮する
- 大量にスプレーしても、効果は同じ
「白いシミが出るのはちょっと・・・」という方
そういった方は、アキュートクリーンをご利用いただかないで、光触媒コーティング施工をご利用ください。
光触媒コーティング施工とは、施工技術者がコーティング成分の入った光触媒コーティング剤を、車内全体に均一に塗布する施工です。
弊社までご連絡をいただけましたら、お近くの施工代理店にお取次ぎいたします。
施工代理店一覧は、こちらのページです。
新車臭の消臭でのアキュートクリーンの使い方
最初にスプレーする方法

アキュートクリーンの使い方ですが、アキュートクリーンが届いたら、ビニール袋から出して、まずよく振ってください。
そしてボトルの首筋にあるフックを解除して、トリガーを引けるようにします。
何度かトリガーを引いていると、ノズルから銅ドープ酸化チタンを含んだ液剤が噴霧されます。
最初にスプレーから出てくるときは、液剤がダマになることがあります。車外で何度か試しにスプレーして、細かな霧が吹き出すようにしてから、車内に塗布すると、美しい仕上がりになりやすいです。
この液剤は、手についても問題ありません。
私は、食事前の手の抗菌に使っています。
車内に塗布する方法
さて、自動車の中に塗布していくわけですが、新車臭が気になる次の箇所にスプレーします。
- 布製シート(レザーシートに直接スプレーすると白いシミが出ることがあります)
- 床マット
- 天井
- ダッシュボード
布製の材質にはスプレーを、合成皮革、ダッシュボード、プラスティック面などの水分がしみ込まないものにはアキュートクリーンを布にしみ込ませて拭き掃除をするように塗布します。
スプレーする量は、シュッと一吹きで良いです。
スプレー時の注意点
ときどき、「アキュートクリーンをスプレーしたら、白いシミが付いてしまった」とご連絡をいただくことがあります。
液だれするくらいにスプレーすると、銅ドープ酸化チタンの白っぽい色がうっすらと出てしまうこともあります。その場合は、ウェットティッシュなどで拭き取ってください。
ダッシュボードやドア、レザーシートなどの水分を吸い込みにくい樹脂の部分にスプレーしてしまったら、水滴を布で拭き取ってください。
アキュートクリーンは、たくさんスプレーしても、さっと一吹きしても効果はあまり変わりません。
たくさんスプレーしたらすぐに消臭できるものではありません。少しずつ分解されていきます。
レザーシートにスプレーするときの注意点

レザーシートにスプレーして、「変色した」とクレームを頂くことがあります。
その変色とは、アキュートクリーンの液剤が乾燥し、銅ドープ酸化チタンの微粒子が白っぽい粉のように付着したものです。
レザーシートは水分がしみ込みにくいので、アキュートクリーンをスプレーしたときに、水滴になったり液だれが起きたりしたときに、それが乾燥して、白っぽいシミができます。
レザーシートにスプレーしてしまったら、水滴を拭き取るようにしてください。拭き取っても効果があります。
レザーシートにスプレーするときは、目立たない箇所にスプレーして、変色の有無をご確認いただいてからスプレーすることをおすすめします。
美しい仕上がりを求める方は、アキュートクリーンではなく、光触媒コーティング施工をご利用ください。
スプレー後の消臭効果
車内全体に1回スプレーし、直射日光などの光を当てると、新車臭が少しずつ緩和されていきます。
「完全に消臭できるまで何日かかかった」とおっしゃる方もいます。少しずつ分解されていくことに、ご留意ください。
もっと早く新車臭を消臭したい場合は、光触媒コーティング施工をご利用ください。
アキュートクリーンをご利用いただいた方の中には、「早く消臭したい」ということで、たっぷりとスプレーする人もいますが、乾燥したときに銅ドープ酸化チタンの白いシミが表面に付着しますから、おすすめできません。
※ アキュートクリーンは新車のニオイの消臭を保証するものではありません。スプレーの仕方や直射日光に当てる度合い、VOCガスの種類などによる分解速度の差、ニオイの感じ方の個人差などによって、消臭ができない場合もございます。あらかじめご了承ください。
車内全体に塗布しても、新車臭が消えない場合は、光触媒コーティング施工をご利用ください。
アキュートクリーンよりも、もっと高い効果をお求めなら、自動車の抗菌・消臭コーティング施工をご利用ください。
この記事の著者/責任者
株式会社イリス 代表取締役 島田 幸一 (Shimada Koichi)

私はもともと、地元農業のソリューション提供を事業としていたが、野菜や果物の劣化を促進させるエチレンガスの分解を研究したことで、光触媒の可能性を感じ起業いたしました。
運よく可視光でも効果のある酸化チタン光触媒を世界で初めて開発して脚光を浴び、さまざまな業種のお客様から注文をいただける企業にまで成長できました。
現在弊社は、可視光応答型光触媒を使ったコーティング剤を始め、外壁やガラス、石材、自動車の車内にクリア塗装ができる光触媒コーティング剤や、酸化チタンから下地を守るプライマーの開発。
その後も、さまざまな材質に光触媒を定着するための研究を続け、多くの企業で採用されています。

