蛍光灯の光でも効果のある光触媒の種類

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アナターゼ酸化チタンが室内では効果が無い理由

光触媒とは、光が当たると抗菌や消臭、防カビ、化学物質の分解などの効果のある成分のことです。

光触媒でもっとも利用されている成分は、アナターゼ酸化チタンの微粒子です。

アナターゼ酸化チタンは、紫外線が当たることで効果を発揮する光触媒です。

蛍光灯からは、紫外線がほとんど出ていませんから、室内にアナターゼ酸化チタンを使っても、抗菌などの効果はほとんどありません。

自動車の車内も、UVカットガラスが用いられているので、ほとんど効果がありません。

そういったことで、室内でも抗菌や消臭などをするためには、室内で利用されている蛍光灯やLED照明といった照明器具で効果のある光触媒の種類を選ぶ必要があります。

蛍光灯の光でも効果のある光触媒の種類

蛍光灯の光でも効果があり、室内用として実用化されている光触媒の種類は、主に次の3種類ございます。

  • 銅ドープ酸化チタン
  • 窒素ドープ酸化チタン
  • 酸化タングステン

これらはすべて蛍光灯といった目に見える光で効果があるので、可視光応答型光触媒と言われています。

可視光応答型光触媒ならどれでも良いのか?

これら3種類の可視光応答型光触媒なら、室内利用したらどれでも、室内を抗菌や消臭ができると思わないでください。

実は、同じ蛍光灯の光を当てたとしても、効果の高さに違いがあります。

自動車と言っても、スポーツカーと軽自動車では、スピードが違うようなものです。

「どれが一番効果が高いのか?」ということですが、それは銅ドープ酸化チタンです。

窒素ドープ酸化チタンや酸化タングステンは、蛍光灯の光を当てての抗菌試験結果がホームページに掲載されていることがありますが、小さな文字で「1,000lxの蛍光灯の光を照射」と書かれていることがあります。

lxとは、ルクスと呼びます。これは明るさの単位で、1,000lxと言えば手術室並みの明るさの光です。

そのような明るい光でないと抗菌ができないのであれば、夜のリビングやトイレの中といった、200lxほどの明るさでは、抗菌が出来ないことを意味します。

200ルクスと1,000ルクスの明るさのイメージ

200lxの明るさで、3種類の光触媒の効果の高さを比較すると、銅ドープ酸化チタンは10~20倍、それ以上の効果の高さがあります。

銅ドープ酸化チタンの効果比較

そういったことで、光触媒を使って室内を抗菌や消臭を行いたい場合には、銅ドープ酸化チタンを利用することは、述べるまでもありません。

このような銅ドープ酸化チタンの存在をしっかり伝えないで、「うちの光触媒は蛍光灯で効果がある」とPRしている業者もあるので、ご注意いただきたいと思います。

銅ドープ酸化チタンを使った抗菌・消臭コーティング施工のことなら、イリスまでお気軽にご相談ください。

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