新築やリフォームで気になるホルムアルデヒド
住宅を新しく建てたり、新築マンションを購入したり、リフォームをしたときに、ホルムアルデヒドが気になることがあります。
新築住宅では、ホルムアルデヒド対策がなされていることが多いですが、リフォームでは小規模な工事ほど、ホルムアルデヒド対策がなされていない場合もあります。
室内に防音室を設置する場合でも、ホルムアルデヒドの匂いがして、締め切った部屋の中で体調を悪くされる方もいらっしゃるようです。
部屋を加熱するホルムアルデヒド対策「ベイクアウト」
新築住宅を購入したり、リフォームをしたりした後は、たいていの場合、あまりお金がありませんから、「なるべく格安にホルムアルデヒド対策をしたい」とお考えのことと思います。
そういった方で、ネット検索やAIで対策を調べると、「部屋の中を加熱する」という方法を発見する場合があります。
弊社としては、おすすめする方法ではありませんが、「部屋の中で暖房をかけるだけだから、簡単にできる」ということで試される方もいらっしゃいます。
このように、部屋の中を加熱して、ホルムアルデヒドを揮発させて排気し、部屋の中のホルムアルデヒド濃度を下げる方法のことを、ベイクアウトといいます。
ベイクアウトの方法
ベイクアウトの方法は簡単です。
部屋の中を閉め切って、ストーブで過熱するだけです。ちなみに、エアコンは上限温度があるので、部屋の加熱には向いていません。長時間加熱するので、電気ストーブを使うと良いと思います。
部屋の中を、30~40℃、もしくはそれ以上に加熱します。
石油ストーブは、石油の補充や換気を行う必要があるからです。換気を行うと部屋の温度が上がりませんから、締め切って行うことが多いです。
ベイクアウトはおすすめしません
ところが、ベイクアウト中は部屋を閉め切って加熱しているので、部屋の中にホルムアルデヒドが充満し、別の部屋に行ってしまう場合があります。「ホルムアルデヒドを排気するために換気をするから良い」と思われるかもしれませんが、換気をしていると部屋の温度は上がりにくいです。
加熱して出てきたホルムアルデヒドは、一時的かもしれませんが、他の部屋に匂いが移ってしまい、リフォームした部屋以外の部屋でも、体調不良になる場合もあり得ます。
新築の場合には、家全体を加熱しないと意味がありませんから、それも非現実的です。
さらには、新築やリフォームでの化学物質はホルムアルデヒドだけではありません。ホルムアルデヒドは沸点が低いので、常温でも十分に揮発します。ところが、化学物質によっては、例えば60℃といった高温にならないと沸点に達しない化学物質もあり、そのような沸点の高い化学物質は、ベイクアウトでは効果が期待できません。
ホルムアルデヒドは暖房で揮発しやすくなることは事実ですが、ベイクアウトは現実的ではない。もっと言えば、効果がほとんど無いとお考えください。
部屋のホルムアルデヒド対策は、換気を基本としつつ、銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング施工が効果的です。
ホルムアルデヒド対策なら、イリスまでお気軽にご相談ください。


