新車を購入されて、納車されたら、嬉しい気持ちで運転を始めることでしょう。
ところが、新車の匂いで体調を悪くされる方もいらっしゃるようです。
新車の匂いは、化学物質の匂いです。その代表的なものが、ホルムアルデヒドです。
ホルムアルデヒドは、シックハウスの原因物質と言われています。新車の匂いで体調を悪くなることを、シックカーとも言われるようです。
そこで、「新車のホルムアルデヒド対策をしたい」ということですが、おすすめの方法は光触媒コーティングです。
光触媒コーティングとは?
光触媒コーティングとは、光触媒成分を車内にコーティングする施工方法です。
光触媒とは、光が当たるとホルムアルデヒドなどの化学物質を分解する性質を持つ成分です。
ホルムアルデヒドが酸化分解され、水や二酸化炭素になり、匂いが無くなります。
ホルムアルデヒドの分解だけでなく、細菌類の繁殖を抑えたり、匂い成分を分解したりもできます。
そのような効果のある光触媒成分を使った液剤を、車内に塗布する施工です。
ホルムアルデヒド対策で効果のある光触媒の種類
光触媒と言っても、いろいろな種類があります。
自動車の車内で、効果のある成分と効果の無い成分がありますから、どのような種類を利用するのかを、正しく選ぶ必要があります。
効果の無い成分の典型例が、酸化チタンです。
酸化チタンは紫外線が当たると、ホルムアルデヒドを分解する性質を持ちますが、自動車の窓ガラスは紫外線カットガラスが採用されているので、直射日光が入ってきたとしても、車内には紫外線がほとんど入ってきません。
そのため、酸化チタンはホルムアルデヒド対策としては、効果が無いのでご注意ください。
効果のある光触媒は、紫外線を含まない光でも効果のある種類のものです。
自動車によく利用される光触媒の種類は、次の2種類のうちのどちらかです。
- 酸化タングステン
- 銅ドープ酸化チタン
どちらも、紫外線でなくてもホルムアルデヒド対策であれば、効果があります。
ホルムアルデヒド以外も分解できるのは銅ドープ酸化チタン
新車の匂いは、ホルムアルデヒドだけが原因ではありません。
どのような化学物質が揮発してくるのかは、使用されている溶剤や樹脂素材などによって異なります。
そこで、ホルムアルデヒド以外の化学物質も分解できる光触媒の種類を選ぶことをおすすめします。
その光触媒の種類は、銅ドープ酸化チタンです。
銅ドープ酸化チタンとは?
銅ドープ酸化チタンとは、酸化チタンに酸化銅を結合させた成分です。
ナノレベルの酸化銅の補助効果によって、酸化チタンの効果が強くなるので、一般的な光触媒では分解が難しいとされるベンゼン環を持つ化学物質も分解できることが知られています。
弊社の試験でも、トルエンやキシレン、スチレンといったものを分解できます。
ですので、新車の匂いを消臭したいという方から、よくご相談をいただいています。
銅ドープ酸化チタンを使ったコーティング剤

車内のホルムアルデヒド対策で使用する銅ドープ酸化チタンのコーティング剤は、車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)です。
車用光触媒コーティング剤(BXR02-C)は、大手自動車メーカーでも高級車の純正品としても、長年採用され続けている製品ですから、効果の高さに実績があります。
| 光触媒 | 銅ドープ酸化チタン |
|---|---|
| 接着成分 | アモルファス酸化チタン |
| その他 | 水、界面活性剤、その他 |
新車のホルムアルデヒド対策なら、銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング施工をご利用ください。


