外壁の汚れ防止コーティングなら光触媒コーティング

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外壁が雨水で汚れてくると、低い場所であれば高圧洗浄機で、汚れを洗い流すことができます。

ところが、高い場所は、なかなか洗い流すことができません。

そのような高圧洗浄機が届かない外壁の、汚れ防止対策として、外壁を汚れ防止コーティングをする方法があります。

外壁の汚れ防止で、一般的に利用される方法は、光触媒です。

外壁に光触媒を塗布しておくと、光触媒の親水性によって、汚れと光触媒の間に雨水が入り込み、雨水の流れといっしょに汚れが落ちていくようになります。

光触媒コーティング層による外壁の汚れ防止効果

光触媒を外壁に利用する方法

光触媒を外壁に利用する方法は、次の2種類あります。

  • 光触媒塗料の塗布
  • 光触媒コーティング施工

どちらも光触媒を用いるのですが、使用する塗料に違いがあります。

光触媒塗料とは、ペンキのような顔料の入った塗料を、ペイントローラーや刷毛などで塗布する方法です。

光触媒塗料には顔料が入っていますから、外壁の色は、光触媒塗料の色に依存します。

光触媒コーティング施工とは、光触媒が添加されたコーティング液剤を、専用のスプレーガンを使って塗布する方法です。

光触媒コーティング施工は、クリア塗装と言って、透明な塗装ができるので、外壁の色の自由度が高まります。

光触媒塗料のメリット・デメリット

光触媒塗料の塗布は、光触媒コーティング施工と比べて、比較的安価に施工ができます。

ところが、大きなデメリットがあります。

それは、光触媒の効果によって、光触媒塗料の色が、年々、少しずつ色あせしてしまうことです。

早ければ、1年ほどで色あせを感じることもあります。

それを防ぐ手立ては、光触媒塗料に使用されている顔料として、無機顔料が使用されたものを選ぶ必要があります。無機顔料は、光触媒によって劣化しませんから、色あせする心配はありません。ただし、無機顔料の種類はとても少ないので、外壁の色を自分好みの色が選べるかどうかは、運になります。

また、無機顔料が使用された光触媒塗料を使ったとしても、光触媒による樹脂の劣化は避けられません。ですから、色あせしなくても、5年ほどで小さな亀裂が無数に発生し、補修が必要になるケースもあるようです。

光触媒コーティング施工のメリット・デメリット

光触媒コーティング施工では、クリア塗装ができますから、外壁の下地を色あせさせてしまう恐れがあります。

そこで、光触媒コーティング液剤を塗布する前に、下地保護剤を塗布しておき、光触媒と下地が直接触れないようにしておきます。すると、外壁下地の色あせを防止することができます。

しかし、光触媒コーティング液剤に利用される下地保護剤は、劣化しやすいというデメリットがあります。下地保護剤が劣化すると、外壁下地を色あせさせてしまいます。早いものであれば、2~3年ほどで色あせが発生します。

そのようなことがあるので、外壁の汚れ防止コーティング施工を行う場合には、耐久性の高い下地保護剤を開発したメーカーの製品を利用することをおすすめします。

イリスの外壁汚れ防止コーティング

屋外用プライマー(ASS01)

イリスは、優れた光触媒コーティング製品を開発しているメーカーです。弊社では、技術スタッフの努力によって、耐久性の高い下地保護剤の開発に成功しました。

製品名は、屋外用プライマー(ASS01)です。

このプライマーによって、効果の高い防汚コーティングが可能となります。

今から20年ほど前に外壁の汚れ防止コーティングをさせていただいた、九州の鉄道会社J社様の駅舎では、今でも外壁の汚れを防止し続けてくれています。2階の高いところの駅の外壁ですから、掃除もできませんが、汚れを防止できています。

水色のラインも色あせしていないようです。

九州の鉄道会社J社様の駅舎外壁の汚れ防止事例

弊社の光触媒コーティング施工部は、主に室内の抗菌・消臭コーティング施工をご提供していますが、全国の施工代理店ネットワークもあり、外壁の汚れ防止コーティング施工にも対応いたします。

外壁の汚れ防止コーティング施工も、イリスまでご相談ください。