サイディング外壁にコケが発生してお困りの場合は、コケ防止策として、銅ドープ酸化チタンを使ったコーティング施工をおすすめしています。
銅ドープ酸化チタンの特長
銅ドープ酸化チタンとは、酸化チタンと酸化銅を弊社の特許製法で結合させた成分です。
酸化チタンは、光触媒としての効果があることが一般的に知られていますが、直射日光が当たる場所でなければ、コケ防止ができません。
そのため、北側のサイディングや建物が隣接した箇所のサイディングは、直射日光が当たらないため、酸化チタンを使ってもコケ防止ができません。
それに対して銅ドープ酸化チタンは、直射日光が当たらなくても、明るい光があればコケ防止ができます。
銅ドープ酸化チタンのコケ防止メカニズム
銅ドープ酸化チタンは、光が当たると、表面に電子を発生させます。
その電子が、空気中の酸素や水と反応して、OHラジカルと言われる活性酸素を発生させます。
OHラジカルは強い酸化力を持った活性酸素で、コケやコケの胞子の表面が酸化分解されるので、コケの繁殖を抑制することができます。

このようなメカニズムで、銅ドープ酸化チタンをサイディングの表面に塗布しておけば、コケ対策ができます。
銅ドープ酸化チタンをサイディングに利用する方法

銅ドープ酸化チタンをサイディングに利用する方法は、銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング剤を塗布する方法を用います。
弊社の銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング剤は、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)です。
製品名は「屋内用」となっていますが、サイディングにも利用できます。
この液剤を、専用のスプレー装置(ABAC温風低圧塗装機)を使って塗布します。
| 光触媒 | 銅ドープ酸化チタン |
|---|---|
| 接着剤(バインダー) | アモルファス酸化チタン |
| その他 | 水 |
このコーティング剤の特長は、次の通りです。
- クリア塗装(透明な塗装)ができる
- 樹脂系、窯業系どちらのサイディングにも塗布可能
- 耐久性は、外壁のご利用環境にもよりますが10年以上
光触媒塗料でコケ防止ができないのか?
光触媒塗料とは、ペンキのような顔料の入った塗料に、光触媒を添加したものです。光触媒塗料は、オンラインショップなどで誰でも購入できます。
一見すると、ペイントローラーや刷毛を使って誰でも塗布できるので、光触媒塗料を使ってコケ防止ができるように思えます。しかし、光触媒塗料ではコケ防止ができない理由があります。
それは、光触媒塗料には酸化チタンを使った製品しかないからです。
先ほどもご説明しましたが、酸化チタンは直射日光が当たる箇所でないとコケ防止ができません。もう少し詳しくご説明すると、酸化チタンは紫外線が当たらないと効果が出ないのです。
コケが発生する場所と言えば、北側のサイディング外壁や、隣接した建物があって直射日光が当たりにくいサイディング外壁です。そういったサイディングには、紫外線が当たりませんから、光触媒塗料ではコケ防止ができません。

銅ドープ酸化チタンで完璧にコケ防止ができるのか?
1点だけご注意いただきたいことがあります。
それは、銅ドープ酸化チタンといえども、光が当たらないとコケ防止ができないことです。
コケ防止をしたいサイディングがあまりにも薄暗いところにあるのであれば、コケが発生してしまう可能性があります。
そういった場合には、高圧洗浄機などでコケを洗浄していただいてかまいません。
銅ドープ酸化チタンを塗布すると、サイディングに強固に定着するので、高圧洗浄機の水圧ではほとんど取れないものと考えます。
サイディングの光触媒コーティング塗装の流れ
サイディングの光触媒コーティング塗装の流れは、次の手順で行います。
- 足場の設置(状況によって)
- 養生
- コケの洗浄
- プライマーの塗布
- 銅ドープ酸化チタンコーティング剤(BX01-AB1)の塗布
- 現場の復旧
工事の前に、近隣への挨拶を行います。養生は、サイディングにある電灯やコンセント、防犯カメラなどです。塗装箇所の周辺にある自動車や植木などにも行います。
コケの洗浄は、高圧洗浄機や専用の洗剤などを用いて行います。コケの汚れが酷い場合は、専門の業者さんに依頼することもあります。コケが発生しそうな箇所は、できましたらコケが発生する前に施工をご依頼ください。
プライマーとは、サイディングの劣化防止剤です。弊社の光触媒コーティング剤は、他社製品よりも効果が高いので、サイディングの色あせ等の劣化を加速させる恐れもあります。樹脂系のサイディングや塗料を塗ってあるサイディングは、色あせを防止するために、プライマーをあらかじめ塗布しておきます。
サイディングのコケ防止なら、イリスまでお気軽にご相談ください。


