カーペットに光触媒コーティングする場合の注意点

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カーペットに光触媒コーティングをするメリット

カーペットに光触媒コーティング施工をすると、カーペットの防臭や抗菌ができます。

カーペットの部屋でタバコを吸っている人がいたら、カーペットにタバコの匂いが付着するので、部屋の中が匂ってしまいます。

タバコの煙は、基本的に上の方に行きますが、部屋の中の気流で下にも落ちていきます。そして、カーペットの毛並みでくっついて、匂いの発生源になることがあります。

それを防ぐ方法として、光触媒コーティング施工があります。光触媒コーティングとは、光触媒を使った液剤を塗布して加工する方法です。

光触媒によって、タバコの匂いが分解されて、タバコの匂いを消臭できるわけです。

もちろん、カーペットの抗菌もできます。

直射日光が当たる場所は、光触媒によってカーペットが劣化する

さて、表題にもあるように、カーペットに光触媒コーティングをするときに注意点があります。それは、光触媒加工されたカーペットが直射日光に当たると、カーペットが色あせすることです。

光触媒は、直射日光が当たると強く反応して、カーペットの匂いを強力に分解してくれるのですが、カーペット自体も分解してしまいます。

分解と言っても、カーペットがボロボロになるわけではなく、直射日光が当たる箇所と、そうでない箇所で、色あせによる変色の違いを感じる程度です。

ともあれ、劣化していることには変わりありませんから、直射日光が当たる箇所は、何らかの対策が必要です。

カーペットの劣化防止はプライマーの塗布

その対策とは、下地保護剤を塗布することです。弊社では、下地保護剤のことを、プライマーと呼んでいます。

プライマーを塗布してから光触媒コーティングすれば、プライマーがカーペットと光触媒が直接触れないようにしてくれるので、直射日光が当たってもカーペットが光触媒によって劣化が加速されることはありません。

カーペットを光触媒コーティングする場合には、直射日光が当たる箇所は、プライマーを塗布してから光触媒コーティングを行います。

光触媒コーティングによるカーペットの劣化防止