イリス光触媒コーティング施工部では、一般住宅だけでなくホテルや食品工場、スーパーマーケットなどの防カビコーティング施工を行っています。
弊社が施工で利用している防カビコーティング剤の成分についてご説明いたします。
イリス防カビコーティング剤の成分

使用している防カビコーティング剤の名称は「屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)」です。
この製品は、弊社で開発し、製造している業務用製品です。
さらに、ホームページには掲載していませんが、防カビ用光触媒コーティング剤もご用意しています。
屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)に使用している成分は次の通りです。
- 光触媒成分 = 銅ドープ酸化チタン
- 接着成分 = アモルファス酸化チタン
- その他の成分 = 水(純水)
防カビ用光触媒コーティング剤は、この成分に銀イオンを添加してあります。
施工には、専用のスプレー装置と施工技術を要します。そのため、この製品を使った防カビコーティング施工は、弊社もしくは弊社の製品を扱う施工代理店にご依頼ください。
銅ドープ酸化チタンの性質
銅ドープ酸化チタンとは?
銅ドープ酸化チタンとは、酸化チタン結晶の表面に、特殊な製法で酸化銅を結合した、ナノサイズの微粒子です。
銅ドープ酸化チタンに可視光(室内の光)が当たると、表面に電子が飛び出します。
その電子が、空気中の酸素や水を化学変化させて、OHラジカルと言われる活性酸素になります。
OHラジカルは高い酸化力を持ち、カビ菌や胞子の粘膜や突起、細胞壁などを酸化分解します。その効果によって、カビ菌の繁殖を抑制し、死滅させることができます。

銅ドープ酸化チタンの効果の高さ
室内利用される光触媒には、いろいろな種類があります。主な種類は、
- 酸化チタン
- 銅ドープ酸化チタン
- 窒素ドープ酸化チタン
- 鉄ドープ酸化チタン
- 酸化タングステン
これらの中で、室内利用したときに、もっとも効果の高い光触媒が、銅ドープ酸化チタンです。
次の図は、200Lxほどの薄暗い蛍光灯の光での、効果の高さを比較したものです。
銅ドープ酸化チタンは、他の光触媒と比べて、10~20倍ほどの効果の高さがあります。

イリス防カビコーティング剤の使い分け
屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)と防カビ用光触媒コーティング剤の2種類ございます。この2種類の使い分けは、カビが発生しやすい場所に使用するのか、それ以外の場所に使用するのかの違いです。
お風呂場やクローゼットの中、地下室などのように、照明をあまり点灯させず、湿気の多い場所は防カビ用光触媒コーティング剤を使用します。
それ以外の場所、例えば、リビングの壁紙や天井、ソファー、下駄箱などでは、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)を使用します。
| 製品 | 防カビ用途 |
|---|---|
| 屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1) | 室内の壁や天井の防カビ |
| 防カビ用光触媒コーティング剤 | お風呂やクローゼットの中の防カビ |
お客様によっては、「布団を防カビコーティングしてほしい」とご依頼される方もいらっしゃいますが、布団用は別途ご用意しているヒミツの製品があります。
その製品を使って布団や布団カバーの抗菌・消臭コーティングをしている布団店(ふとんのつたや「布団や座布団、布団カバー、枕カバー抗菌・消臭加工」)もあります。
防カビコーティング施工なら、イリスまでお気軽にご相談ください。
この記事の著者/責任者
株式会社イリス 代表取締役 島田 幸一 (Shimada Koichi)

私はもともと、地元農業のソリューション提供を事業としていたが、野菜や果物の劣化を促進させるエチレンガスの分解を研究したことで、光触媒の可能性を感じ起業いたしました。
運よく可視光でも効果のある酸化チタン光触媒を世界で初めて開発して脚光を浴び、さまざまな業種のお客様から注文をいただける企業にまで成長できました。
現在弊社は、可視光応答型光触媒を使ったコーティング剤を始め、外壁やガラス、石材、自動車の車内にクリア塗装ができる光触媒コーティング剤や、酸化チタンから下地を守るプライマーの開発。
その後も、さまざまな材質に光触媒を定着するための研究を続け、多くの企業で採用されています。

