車に使用されているウレタンなどの樹脂、接着剤などからホルムアルデヒドが出てくる場合があります。
ホルムアルデヒドは、シックハウス症候群と言われていますが、新築住宅では対策がなされていることが多いですが、新車でも各社で対策をしているところもあるようです。
しかし、新車特有の匂いの中には、ホルムアルデヒドが含まれている車種もあると思います。
新車の匂いの原因はVOC
新車特有の匂いの原因は、揮発性有機化合物(VOC)のガスです。ホルムアルデヒドもVOCの一種です。
車のホルムアルデヒドは、新車を購入してから半年くらいは匂いが継続するようです。ホルムアルデヒド対策の基本は換気ですから、その間は外気循環で換気して、対策をすることをおすすめします。
換気以外の方法でのホルムアルデヒド対策は、光触媒によるホルムアルデヒドの分解消臭がおすすめです。ホルムアルデヒドが光触媒によって分解されると、水と二酸化炭素といった無害な物質に変化します。
VOCの消臭に効果がある光触媒は銅ドープ酸化チタン
光触媒の利用方法は、光触媒スプレーと言われる、光触媒を液剤にした抗菌・消臭スプレーを利用します。
光触媒には、いろいろな種類がありますが、自動車の車内に発生する、いろいろな種類のVOCを分解できる光触媒は、銅ドープ酸化チタンのみです。
銅ドープ酸化チタンとは、酸化チタンに酸化銅を結合させた特殊な光触媒で、ホルムアルデヒド以外にも、トルエンやキシレン、スチレンといったベンゼン環を持つVOCをも分解する性能があります。

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレーは、弊社製品であれば「アキュートクリーン」です。
アキュートクリーンの成分は、銅ドープ酸化チタンと水だけで、無香料でノンアルコールです。ペットや赤ちゃんが乗る自動車にも、安心してご利用いただけます。
アキュートクリーンの使い方は、30cmほど離して、車内全体にスプレーするだけです。
アキュートクリーンをスプレーする量は、ほんのひと吹きでかまいません。銅ドープ酸化チタンがホルムアルデヒドを分解する能力はとても高いので、ほんの少し湿る程度で良いです。
レザーシートや光沢のある個所は、銅ドープ酸化チタンの白いシミがうっすらと出てしまうことがあるので、スプレー後は布や不織布で拭き伸ばすようにしてください。
シミが気になるようでしたら、水拭きして取り除いてください。


