可視光応答型光触媒とは、目に見える可視光で消臭や抗菌といった効果を発揮する光触媒のことです。
光触媒は光が当たることで、消臭や抗菌ができますが、室内で利用する場合には、可視光応答型光触媒を利用しないと、効果がありません。
室内でも効果のある可視光応答型光触媒を、スプレーにしたものが、可視光応答型光触媒スプレーです。
可視光応答型光触媒といっても、いろいろな種類があります。可視光応答型光触媒スプレーで利用されている種類には、主に次のものがあります。
- 銅ドープ酸化チタン
- 窒素ドープ酸化チタン
- 酸化タングステン
これらの中でもっとも利用されているものが、酸化タングステンです。ところが、もっとも利用されているからと言っても、もっとも効果が高いわけではありません。
光触媒は、明るい光を当てると効果が高いのですが、室内の夜のリビングでは、薄暗いところでは200lxほどしかありません。酸化タングステンでは、200lxではほとんど消臭や抗菌が出来ないことが知られています。
酸化タングステンの抗菌試験の結果を見たことがありますが、小さな文字で「1,000lxの蛍光灯の光を照射」と記載されているものがありました。1,000lxと言えば、手術室並みの明るさです。そのような明るさは、一般家庭では非現実的だと言えます。
酸化タングステンが利用される理由は、製造が簡単だからだと思います。
上記の種類の中で、もっとも効果の高い可視光応答型光触媒は、銅ドープ酸化チタンです。酸化タングステンと比較すると、10倍以上の効果があります。
200lxでも高い抗菌力を発揮する銅ドープ酸化チタンを使った可視光応答型光触媒スプレーを利用する方が良いと思います。

ちなみに、銅ドープ酸化チタンを使った可視光応答型光触媒スプレーを、世界で初めて実用化したのは弊社です。その製品名は、「アキュートクリーン」です。
アキュートクリーンは、薄暗い室内でも消臭や抗菌ができる光触媒スプレーです。
可視光応答型光触媒スプレーをご利用になられる場合は、銅ドープ酸化チタンを使ったものをおすすめえします。

