新築戸建てや新築マンションなど、新築の建物からは、ホルムアルデヒドが出てくることがあります。
すべての新築でホルムアルデヒドが出てくるわけではありませんが、住宅を建てるときにホルムアルデヒドが利用された建材を使っている場合には、ホルムアルデヒドが部屋の中に揮発して出てきます。
住宅の場合には、いろいろと規制や施主からの要望などによって、ホルムアルデヒド対策がなされることが多いですが、倉庫やオフィス、工場などでは、どうしてもコストが優先されて、ホルムアルデヒド対策が疎かになっていることもあります。
ホルムアルデヒドの除去は、根本的にはホルムアルデヒドを使用していない建材を利用することですが、すでにホルムアルデヒドが出てしまっている場合には、換気が基本です。換気をすることで、室内のホルムアルデヒド濃度を下げることができます。
活性炭や吸着剤など、ホルムアルデヒドを吸着する方法もありますが、換気をした方が早いと思います。
さて、本題の光触媒を利用する方法についてご説明します。
光触媒(ひかりしょくばい)とは、光が当たるとホルムアルデヒドを分解する性質を持つ物質のことです。光触媒は、酸化金属の微粉末を利用します。もっとも利用されている材質は酸化チタンが主なものですが、室内でもっともホルムアルデヒドを分解する材質は銅ドープ酸化チタンです。
銅ドープ酸化チタンの微粉末が使われた光触媒コーティング剤を、室内全体に塗布することによって、壁などからホルムアルデヒドが揮発してくる瞬間に分解することができます。もちろん、光触媒ですから、光が当たっているときに分解がなされます。
光触媒による分解をすり抜けて出てきたホルムアルデヒドも、壁に塗布された銅ドープ酸化チタンに触れたら、分解されます。そのようにして、光触媒を使って新築のホルムアルデヒド対策ができます。
銅ドープ酸化チタンを施工された方は、「驚くほど匂いが消えた」とご感想をいただきます。
施工方法は、銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング剤を部屋全体に塗布することです。弊社製品であれば、屋内用光触媒コーティング剤(BX01-AB1)です。
この製品はクリア塗装ができるので、部屋の中の壁紙の色に関係なく、塗布したことがわからないように塗装できます。
銅ドープ酸化チタンを使ったホルムアルデヒド対策なら、イリスにお任せください。