シックハウスの原因物質はホルムアルデヒドを代表として、さまざまな種類があります。それらを総称して、揮発性有機化合物(VOC)といいます。
厚生労働省では、シックハウス対策の取り組みとして、さまざまな種類のVOCに対して、室内濃度指針値を設定しています。
表題のホルムアルデヒドの室内濃度指針値ですが、「室内空気中化学物質の室内濃度指針値について」によると100μg/m3(0.08ppm)です。
100μg/m3とは、「室内の空気1m3当たりに、揮発してくるホルムアルデヒドの量が100μgまでにしてください」という意味です。
0.08ppmの意味ですが、ppmはparts per million(パーツ・パー・ミリオン)の略で、100万分の1です。0.08ppmは、「空気が1mの立方体に対して、ホルムアルデヒドが1mmの立方体が80個ほどの分量が混ざっている状態」という比率です。ppmではちょっとイメージしにくいですね。1m3の空気に対して、ホルムアルデヒドが小指の先ほどの分量です。
一般的に、ホルムアルデヒドは0.8ppmで匂いを感じるほどと言われているので、0.08ppmでは匂いがほとんど感じられないほどの濃度だと思われます。ですから、新築の住宅の中に入って、「化学物質の匂いがする」と感じたのであれば、たいていは何かの化学物質の数値が指針値を大幅に超えている可能性もあります。
弊社の抗菌・消臭コーティング剤は、ホルムアルデヒドを分解する性質を持っています。その理由は、抗菌・消臭成分として銅ドープ酸化チタンを使っているからです。
銅ドープ酸化チタンは、室内の蛍光灯やLED照明といった光が当たると、空気中の酸素や水と反応して、OHラジカルと言われる活性酸素を発生させます。OHラジカルは、ホルムアルデヒドと強く反応し、二酸化炭素や水に酸化分解する性質があるのです。
室内の壁紙や家具からホルムアルデヒドが出てくることが多いので、それらを抗菌・消臭コーティングしておけば、室内のホルムアルデヒド対策になります。
室内のホルムアルデヒド対策なら、弊社までお気軽にご相談ください。
