除菌と抗菌どっちがいいのか?

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抗菌コーティング施工をご提案していて、ときどき聞かれることが、「除菌と抗菌のどちらがいいのか?」というご質問です。

まず、除菌と抗菌の意味からご説明いたします。

除菌とは、菌やウイルスの数を減らすことです。そして抗菌は、菌やウイルスの数を減らしつつも、その状態を維持することです。

この意味からすると、「抗菌の方が良い」とお感じになられたことでしょう。

ところが、この意味のご説明の中に、「菌やウイルスの数をどれだけ減らしたか?」ということは、議論されていません。少しでも菌やウイルスの数が減ったら、「除菌できた」とか「抗菌できた」と言えるからです。

除菌スプレーと抗菌スプレーがあったとして、除菌スプレーの方が効果が高かったとします。そして、抗菌スプレーは菌やウイルスの数をほとんど減らすことができなかったとします。その場合には、除菌スプレーを毎日利用した方が良いことになり、抗菌スプレーは効果が弱いので使用する意味があまり無いことになります。

そのようなことで、「菌やウイルスの数を大幅に下げることができて、しかも抗菌ができる製品が良い」という結論に至ります。

光触媒の家庭用抗菌・消臭スプレー「アキュートクリーン」

次の図をご覧ください。

この図は、洗浄用のイソプロピルアルコール(IPA)と、弊社が開発した銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレー「アキュートクリーン」の除菌・抗菌比較です。

アルコールスプレーの除菌と光触媒スプレーの抗菌の違い

IPAとアキュートクリーンを使って、それぞれテーブルの上に塗布し、ATP値を測定しました。ATP値とは、生物汚れを数値化したもので、この数値が大きいと菌やウイルスの数が多いものとお考えください。

清掃直後は、どちらもATP値が下がっており、除菌ができています。どちらかと言えばアキュートクリーンの方が除菌力が高いと言えます。

3日後は、IPAの方はATP値が上昇しています。IPAは塗布した直後は除菌ができますが、IPAがすぐに蒸発してしまって、その後は除菌ができていません。つまり抗菌ができていないことを意味します。

それに対してアキュートクリーンは、3日後、7日後でも除菌された状態が維持できています。つまり、高いレベルで抗菌ができています。

抗菌ができている理由は、銅ドープ酸化チタンがテーブルの上に残り続け、菌やウイルスの数を減らし続けてくれているからだと考えられます。

ちなみに、7日目にテーブルを拭き掃除しました。ところが、その後も抗菌力が維持されています。この理由は、銅ドープ酸化チタンの微粉末がテーブルの表面の見えない凸凹の隙間に入り込んでいるので、拭き掃除をしても銅ドープ酸化チタンが残っているためだと思います。

さて、「除菌と抗菌のどっちがいいのか?」ということですが、銅ドープ酸化チタンのように高いレベルで除菌ができ、しかもそれが継続するような製品を利用すれば、「抗菌の方が良い」と言えます。

銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレー「アキュートクリーン」の詳細は、こちらのページをご覧ください。本製品は、弊社のECサイトもしくは楽天市場でご購入いただけます。

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