可視光の意味

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光触媒を使って抗菌や消臭をしたいとお考えの方は、ぜひ「可視光」という言葉を覚えておいてください。

可視光の意味は、目で見ることができる光のことです。

可視光の種類

可視光は、いろいろな色の光がありますが、虹の7色の光が可視光になります。

  1. 紫色
  2. 青色
  3. 水色(シアン)
  4. 緑色
  5. 黄色
  6. 橙色
  7. 赤色

可視光とは異なり、目で見ることができな光は、紫外線や赤外線と言われます。

太陽の光は、とても強いので直接目で見ることはできませんが、太陽光は白色をしています。上記の7色がすべて含まれていると、人は白色に見えます。

反対に、目で見える光が無ければ、黒色に見えます。紫外線や赤外線が出ている光源があったとしても、人は「光っていない」と感じます。

光の色と波長の関係

光には、可視光の7色や紫外線、赤外線といった種類がありますが、それを分けるものは、光が持つ波長です。

次の図は、波長の光の色の関係です。

光の波長と色の関係

光の波長の長さが、おおよそ380~400nmの光が紫色、420nm前後の光が青色、480nm前後の光が水色、520nm前後の光が緑色、580nm前後の光が黄色といった具合です。

nmは、「ナノメートル」の略です。

この光の見え方には個人差がありますから、380nmの光を見て「紫色だ」と感じる人もいれば、「光ってないよ」と光を感じない人もいます。

光触媒が効果を発揮する光の種類

さて、光触媒とは、光が当たることで、抗菌や消臭といった効果を発揮する成分のことです。光触媒に光が当たり続けたら、ずっと抗菌や消臭といった効果が持続するので、「触媒」と言われています。

効果が持続ことは、とても魅力的な性質だと思います。

ドラッグストアで市販されている除菌スプレーや消臭スプレーのように、何度も何度もスプレーしなくても良くなるからです。

光触媒にはいろいろな種類があり、効果を発揮する光の種類が異なります。

例えば、酸化チタン光触媒は紫外線が当たったときにだけ効果を発揮します。ですから、室内で利用しても、まったく効果はありません。なぜなら、室内の蛍光灯やLEDからは紫外線がほとんど出ていないからです。

室内でも効果の高い光触媒の種類は、銅ドープ酸化チタンです。

銅ドープ酸化チタンは、紫外線はもちろんのこと、紫色や青色、シアンの光が当たることでも抗菌や消臭といった効果を発揮します。

他にも室内で効果のある光触媒はたくさんありますが、銅ドープ酸化チタンがもっとも効果が高いことが、大手光触媒メーカーや大学などの研究機関で実証されています。

室内を抗菌・消臭コーティングするなら、銅ドープ酸化チタンを使った施工をおすすめします。

銅ドープ酸化チタンを使った抗菌・消臭コーティング施工なら、イリスにお任せください。