光触媒コーティングをすると塗装面は白っぽくなる?

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弊社の光触媒コーティング剤は、正しく塗装したら白っぽくなることはありませんが、光触媒コーティング剤の製品によっては、塗装面が白っぽくなることがあります。

この白色のものは何かといいますと、酸化チタンの白色です。

酸化チタンは、化粧品の白粉や日焼け止めクリームなどにも利用されている金属の微粉末です。日焼け止めクリームが白っぽいのは、酸化チタンの白色のためです。

室内用として用いられる光触媒コーティング剤は、室内の光でも抗菌や消臭ができる光触媒成分を利用しているのですが、その種類によって効果の高さが異なります。

部屋の中が白っぽくなる製品の代表が、窒素ドープ酸化チタンです。

窒素ドープ酸化チタンは、確かに部屋の明かりでも抗菌や消臭が少しはできるのですが、たくさん塗らないと効果がほとんどありません。ですから、窒素ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング剤は、部屋の中が白っぽくなるくらいに塗らないと効果がありません。

白い壁紙であれば、窒素ドープ酸化チタンを塗布した後の白いまだら模様が出ても気になりにくいことでしょう。

室内利用される光触媒の種類の中で、酸化タングステンもあります。酸化タングステンは、少し黄色っぽい色をしています。酸化タングステンも効果が弱いので、本当なら黄色っぽくなるくらいに塗らないといけないのですが、部屋の中に黄色っぽいまだら模様が出てしまったら、とても見栄えが悪いものになります。

弊社の光触媒コーティング剤は、銅ドープ酸化チタンを使っています。銅ドープ酸化チタンは、窒素ドープ酸化チタンや酸化タングステンと比べて、薄暗い部屋の中でも10~20倍ほどの効果の高さがあるので、透明な塗装でも効果があります。

美しい仕上がりで、なおかつ効果の高い光触媒コーティング施工なら、銅ドープ酸化チタンを使った施工をお選びください。