光触媒による花粉対策

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光触媒を利用すると、花粉対策ができるのか調べている方が、この記事にたどり着いたことと思います。

光触媒は、光が当たることでOHラジカルと言われる活性酸素を発生させ、触れるものを酸化分解する性質があります。その性質よって、「花粉対策になるのではないか?」というものです。

結論から申しますと、「効果の高い光触媒を正しく使うと、花粉症が緩和される可能性がある」と言えます。

まず、効果の高い光触媒とは、どういったものかと言いますと、「室内でも効果の高い光触媒」です。

花粉対策をしたい場所というのは、室内のことと思います。屋外は、花粉が飛び交っているので、光触媒による対策は難しいですから、マスクをご利用ください。

室内で効果の高い光触媒は、銅ドープ酸化チタンと言われる種類の光触媒です。

一般的によく利用されている酸化チタンは、室内ではまったくと言って良いほど効果がありません。室内でも効果があるとされる酸化タングステンや窒素ドープ酸化チタンと言ったものもありますが、それもあまり効果がありません。

銅ドープ酸化チタンは、酸化タングステンや窒素ドープ酸化チタンと比べて、室内では10~20倍ほどの効果の高さがあります。

銅ドープ酸化チタンの利用方法

銅ドープ酸化チタンの利用方法ですが、光触媒コーティング塗装と言って部屋全体をコーティングする方法と、光触媒スプレーを利用する方法があります。

光触媒コーティング塗装の方法は、銅ドープ酸化チタンが添加されたコーティング剤を、専用の塗装装置を使って部屋全体に塗装します。施工は、施工業者に依頼することになりますが、部屋全体が銅ドープ酸化チタンで包まれるので、しっかりと花粉対策ができます。

光触媒スプレーは、ハンドスプレーに銅ドープ酸化チタンが添加された液剤を塗布します。衣類や布団やマットレス、ソファー、フロアマットなどに塗布できます。部屋の中に花粉が浮遊しているようであれば、光触媒スプレーを天井に向けて塗布したら良いと思います。

光触媒で花粉は分解できませんが・・・

実のところ、効果の高い銅ドープ酸化チタンを利用したとしても、光触媒では花粉は分解できません。

その理由は、花粉のサイズが光触媒のサイズと比べて大きすぎるからです。サイズ感では、大きな岩山をツルハシ1つで叩き壊すようなものなので、花粉を分解するのに時間がかかり過ぎるので、実質的に分解は不可です。

しかし、花粉に含まれるアレルゲンは花粉よりも小さなものですから、その表面をOHラジカルが酸化分解してくれて、アレルゲンを不活性化することが知られています。

光触媒は、「花粉そのものを分解してしまうのではなく、アレルゲンを不活性化させるのだ」ということを覚えておいてください。

銅ドープ酸化チタンなら花粉症が緩和されるのか?

「銅ドープ酸化チタンを使ったら花粉症が緩和されるのか?」ということですが、結論としては「試してみないとわからない」というものです。人は体質があり、100%良いというものはありません。

花粉症でお悩みであれば、できればアレルギー科の医師などの専門家にご相談いただきたいと思います。

とは言うものの、銅ドープ酸化チタンを利用されて、花粉症が緩和されたというお声をいただくこともあります。

光触媒コーティング塗装は、高い費用がかかってしまいますから、まず銅ドープ酸化チタンを使った光触媒スプレーを使って、銅ドープ酸化チタンで花粉対策になりそうかをお試しください。

光触媒スプレーで効果があれば、光触媒コーティング塗装をする価値があると思います。

弊社の製品は、光触媒スプレー「アキュートクリーン」をご利用ください。

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