VOC濃度測定について

VOC対策をお求めの場合の施工では、現地調査や施工前後にVOC濃度測定を行っています。弊社にて濃度測定ができるハンディー測定器やガス検知管についてご説明いたします。厚生労働省のVOC濃度指針値を下回るようにするための施工では、高精度な測定が求められるので、VOC濃度測定を外部業者に委託しています。

弊社にてご用意できるVOC濃度測定器

携帯型ホルムアルデヒドセンサー

ウイングターフが開発したハンディータイプのホルムアルデヒド測定器です。3分測定と30分測定があり、30分測定では、厚生労働省のホルムアルデヒド濃度指針値である、100μg/m3(0.08ppm)以下の濃度の測定が可能です。

簡易VOC濃度測定器

さまざまなVOC濃度測定を簡易的に行える、ハンディータイプの測定器です。基本的に測定単位が1ppmなので、厚生労働省の指針値に適合するような、高い精度でVOC濃度を測定することはできませんが、VOC濃度の傾向を調べるときに利用します。

ガス検知管

ガス濃度を検知する試験紙が入ったガラス管です。吸引機にガス検知管をセットし、一定時間吸引させたら、試験紙の色が変化していき、部屋の中のVOC濃度を測定できます。測定したいガス毎にガス検知管の種類を変えて測定します。

ガス検知管は、精度が低いので、VOC濃度の傾向を調べるときに利用します。

VOC濃度を厚生労働省の指針値以下に下げたい場合の測定

高精度にガス濃度を調べたい場合は、専門の業者に測定を委託しています。

厚生労働省のVOC濃度指針値は、とても厳しい内容です。その数値を下回るようにするための施工では、高精度にVOC濃度を測定しないといけません。

弊社にてご用意できる測定機器では、ホルムアルデヒド以外は、精度が低いので、指針値以下にまでVOC濃度が下がったかを測定できません。

外部業者に委託することを、あらかじめご了承ください。