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光触媒コーティングは、室内で利用すれば抗菌や消臭ができます。外壁に利用すれば、コケ防止ができます。
光触媒を外壁に利用する場合は、「酸化チタン」を使った光触媒コーティング剤を利用することが一般的です。酸化チタンは、紫外線が当たると表面にOHラジカルと言われる活性酸素を発生させます。OHラジカルは、コケやコケの胞子を酸化分解してくれるので、コケ防止ができます。
さて、ここで問題があります。
それは、コケが発生する場所は直射日光が当たりにくいことです。直射日光が当たりにくい場所は、酸化チタンの効果が弱いので、コケが発生しちゃいます。
以前に、とある大手工務店様からご相談をいただいたことがありました。そのご相談とは、「光触媒塗料を使った戸建てにコケが発生してしまい、クレームになった」というものでした。
光触媒塗料とは、光触媒コーティング剤のような液剤ではなく、ペンキのような塗料のことです。
ご相談の内容は、どうやら酸化チタンを使った光触媒塗料を使って、北側の外壁にコケが発生したそうです。北側の外壁は直射日光が当たりませんから、光触媒塗料を利用しても効果が出なくてコケが発生してしまったようです。

北側の外壁のコケは、光触媒では防止ができないのでしょうか?
いえいえ、方法があります。それは銅ドープ酸化チタンを使った光触媒コーティング剤を利用することです。
銅ドープ酸化チタンとは、酸化チタンとは違って、直射日光が当たっていなくてもある程度の明るさがあればコケを防止できる、特殊な光触媒です。
銅ドープ酸化チタン光触媒コーティングによる外壁のコケ防止なら、イリスまでお気軽にご相談ください。