キッチンカーの抗菌コーティング加工

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キッチンカーは、食品を扱うものですから、調理場を衛生的に保っておくことは、述べるまでもありません。

地元での夏のイベントのときにキッチンカーがたくさん来ていましたが、キッチンカーでの調理では、衛生手袋をしてアルコール消毒を繰り返し、衛生的に保っていました。キッチンカーの中は、厨房のように涼しくすることが困難なので、外気と同じ温度ですから、積極的なアルコール消毒が求められます。

キッチンカーに抗菌コーティングをしたいとお考えの方もいらっしゃることでしょう。その場合に、どのような抗菌コーティング剤を利用すればいいのか、専門的なことになるので、解りにくいと思います。

抗菌コーティング剤を選ぶときのポイントをご紹介したいと思います。

  1. 抗菌成分に銅ドープ酸化チタンを使った液剤を選ぶこと
  2. 接着成分にアモルファス酸化チタンを使った液剤を選ぶこと

抗菌コーティング剤でよく利用されるものは、酸化チタンです。酸化チタンは紫外線が当たることで、高い抗菌力を発揮しますが、逆に紫外線が当たらなければ、抗菌力はありません。

キッチンカーの中は、屋根があるとしても、昼間であれば紫外線はある程度入ってきますから、酸化チタンでも抗菌は可能です。とkろが、夕方になってくると紫外線はほとんどありませんし、夜になったら紫外線はゼロですから、抗菌がまったくできません。

そこで、蛍光灯やLED照明の光でも高い抗菌力を持つ光触媒コーティング剤を選ぶべきです。その成分が、銅ドープ酸化チタンと言われるものです。

次に、接着成分です。

接着成分とは、抗菌成分を塗装面に接着さえる成分のことです。その成分は、主に次の2種類ございます。

  1. フッ素樹脂
  2. アモルファス酸化チタン

フッ素樹脂は、アモルファス酸化チタンと比べて耐久性が弱く、なおかつフッ素は毒性があると言われているので、お客様に料理を提供するキッチンカーの抗菌には不向きだと言えます。

そういったことで、抗菌成分には蛍光灯やLED照明の明かりでも抗菌力を発揮する銅担持酸化チタンを、接着成分には安全性の高いアモルファス酸化チタンを使った製品をお選びください。

弊社の抗菌・消臭コーティングは、もちろんn銅ドープ酸化チタンとアモルファス酸化チタンを使った液剤を利用しています。キッチンカーの抗菌・消臭加工なら、イリスにご相談ください。